42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/30(木) 21:51:29.77 ID:aK3ThrGF0
迫る朝倉の後ろでは、好奇の目が三対。
朝倉と俺の間には、状況の成り行きを心配はしているものの、それでも興味深そうな色を浮かべた目が一対。
そして眼前の朝倉は、いつかのそれとは異なり目尻を下げた笑い顔で大きく腕を開く。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/30(木) 21:56:51.22 ID:aK3ThrGF0
口付ける個所はもう決めた。
そこに手を伸ばす前に、古泉にさっきの言葉の続きの意味を持たせて少し視線を投げる。
そう、俺にだってちょっとした心積もりがあるんだぜ。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/30(木) 22:00:36.59 ID:aK3ThrGF0
キョン「それじゃ、お許しも出たことだし、ちょっと失礼して……」
そして古泉から視線を切り、わざと大仰な台詞と動作でゆっくりと右手を伸ばす。
一瞬疑問の色が濃くなった古泉には申し訳ないが、あまり説明してやる気はない。
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/30(木) 22:02:41.14 ID:aK3ThrGF0
ちょっと早いですけれど、切りがいいので、この辺りで失礼します。
明日で終わりの予定です。お暇でしたら、お付き合いを。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/30(木) 22:52:13.05 ID:GYQDwkPSO
朝倉さんかわいい乙乙
また良いところで切りやがって
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/31(金) 00:52:06.98 ID:XWl6t3m+0
うーん朝倉はいいぞ
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/31(金) 10:13:31.14 ID:2SXKCTkxO
古泉の唇に───
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/31(金) 14:16:02.75 ID:H1upO5u50
ちょっとだけ再開。
この後、いったん切って、夜で終わらせます。
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/31(金) 14:17:19.37 ID:H1upO5u50
朝倉「……んっ」
一瞬、唇を離すかすかな粘着音に交じって朝倉の声が漏れたのは気のせいだろうか。
ともかく、俺は握手するような形で支えていた朝倉の左手を放す。
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/31(金) 14:26:57.57 ID:H1upO5u50
古泉「手の甲、ですか……?」
キョン「まあ、その辺りを狙ったつもりだが」
先ほどの視線の意味もまだ呑み込めていないだろう古泉を筆頭とした、そこそこ意外そうな表情を浮かべた面々がこちらを変わらず凝視していた。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/31(金) 14:30:41.09 ID:H1upO5u50
ハルヒ「ちなみに他の部分だと、額で友情、頬は厚意、唇は愛情、瞼の上は憧憬、掌は懇願で腕と首は欲望。その他の部分だったら狂気の沙汰、って続くみたいねー」
もしそんな部分にキスしだしたら付き合い方考えるとこだったわー、と言ってかんらかんらと笑うハルヒに一瞬ギクリとする。
キョン「……そんな部分って、例えばどんなだよ」
87Res/39.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。