過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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159: ◆YmkUtqcs4Y
2015/01/31(土) 22:10:09.00 ID:jE6qzwjY0
霧切「これで全部ね・・・」

ホテルの会議場に張り出された写真
それはこの塔和シティ全体の映像地図のようにもなっていた

霧切「やっぱり・・・・・・・」

こまる「霧切さん・・・・その何が分かったんですか?」

霧切「そうね・・・雪丸さん、こまるさんそれぞれハッキング銃と言ノ刃を見せて」

二人がそれぞれハッキング銃と言ノ刃を置くと、霧切はそれにケーブルを接続した

霧切「二人の武器にはそれぞれGPS機能が付いているわ。それに使用した回数とそのログも」

改良型のハッキング銃にはスタンガンとしての機能も付けられている
未来機関を良く思わない連中もいる以上、何らかの防御手段が必要となる

霧切「それを踏まえてこの写真を見て」

それはホルモン横丁をとった二枚の写真だった
一枚は塔和シティが解放された時の写真、もう一枚の写真は今日撮ったものだ

こまる「・・・・・・残骸が増えてる」

腐川「モノクマの残骸なんてどこにでもあるわよ!!!馬鹿にしてんの?」

霧切「いいえ。でも、何のログにも破壊したと載っていないのになぜ残骸があるのかしら?」

腐川「知らないわよ!!!!そんなの・・・・・・・・?!」

霧切「モノクマ工場は停止中、新しいモノクマは供給されていない。のに関わらず何で残骸が増えるの?」

雪丸「それって・・・・・」

響子が静かに頷く

霧切「これは恐らく何らかの意図で設置された新しいモノクマよ。誰も被害を受けていない、その場所を移動した形跡がないことから監視用と思えるわね」

響子の瞳がこまるを見る

霧切「わかるよね、こまるさん?」

こまる「あの子・・・・塔和最中が生きているってことね」

霧切「彼女の遺体は回収されていない。未来機関でもその生存の可能性は取りざたされていたわ。これで明確な証拠が見つかったわね」

― 塔和最中 ―

塔和グループ会長「塔和十九一」の娘にして、「希望の戦士」を嗾けて暴動を起こさせた黒幕だ
彼女の恐ろしい所は、その有り余る頭脳と才能だ
あのモノクマを設計したのも彼女だ
彼女程の実力があれば、残された資源から新たなモノクマを作成することも可能だろう

雪丸「でも工場は止まってるんだろ?だったらなんで」

霧切「彼女は工場を探していると考えられるわ。そう・・・・・」

こまる「ブラックホールモノクマ・・・・・・」

恐れていた事態が進行していた
移動モノクマ工場である「ブラックホールモノクマ」を塔和最中が手にしたら、塔和シティの悪夢が世界中で起きることになる

霧切「だが福音もある。彼女が私達の行動を監視しているということはまだブラックホールモノクマの在り処を掴んでいない。まだチャンスはあるわ。それに希望の戦士は何人か生存している。今の最中には手駒がないわ、恐らく何らかの方法で彼らと接触するに違いない。それが全ての事態を終了する唯一の方法よ」




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