過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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166: ◆YmkUtqcs4Y
2015/02/21(土) 21:34:49.88 ID:k6JEebo20
カチカチ・・・

暗がりの中、一人の男性が一心不乱にキーを叩いていた
その青白いモニターの光に照らされた顏はまるで幽鬼のようだ

太市「ウサミαは本土につくまでそのままエスコートを継続。バイクの子とパトカーの男はそのまま拘束して、ここまで連れてくるように」

カムクラ「流石は超高校級のプログラマーの父親だけはありますね。与えた単純なデータから自立式のロボット制御プログラムを完成させるとは」

太市「・・・・・予想くらいはしていたんだろ?」

カムクラ「ええ。しかし、もう少し時間がかかると思っていましたので」

太市「彼女達は?」

カムクラ「彼女?ああ、元救世主と元殺人鬼ですか。彼女ならもうすぐここまで来ますよ」

太市「妨害電波は大丈夫か?」

カムクラ「問題はありません。唯一、此処と通信できるのはウサミに搭載した通信機のみです」

それだけ言うと、カムクラ呼ばれた男はその場を後にしようとした
それを太市が呼び止めた

太市「・・・・僕はいつまで生きてられる」

カムクラ「長生きはできません。そうですね、半年ですか」

太市「なら、少なくともアイツが破滅するまでは生きれるな」

そう言うと笑みを浮かべた


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