過去ログ - こまる「キミ・・・・どこかであった?」 謎の男の娘「ぼくち・・私は・・・」
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53: ◆YmkUtqcs4Y
2014/11/09(日) 21:56:06.27 ID:8a7/0r3y0

― 塔和病院 ―

謎の男の娘「ここは・・・・・・・?」

ぼくちんが目を覚ますと綺麗な病室のベットの上にいた
正直、暗い牢獄か処刑室で目を覚ますと思っていたけど、別段変わったところはない
お尻の穴に何かを挿れられたような感覚もないし、何かを注射された後もない
ベットサイドには新しい服
なんで女の子の服なのかわからないけど、今着ている服は埃っぽくなっているから脱いでそれに着替えた

〜 相変わらずスース―して、モヤモヤするよ・・・ 〜

見たところ、ぼくちんを監視するようなものはない
とはいえ、二階にいる以上脱出するなら部屋を出なきゃいけないはずだ
さすがに廊下には見回りをしている魔物が一人くらいいるだろう
きっと起きたって知ったら尋問、いや拷問されるに決まってる
そうだ!
ぼくちん、いいことを思いついた
記憶喪失ってことにすればいいんだ!!
ぼくちんって天才だな!!

謎の男の娘「とりあえずは何か武器になるものでも・・・・」

モノクマキッズに襲われた時に愛用の工具一式は失くしてしまったから、武器になるものを見つけなきゃ
だって身を守るものが無ければ逃げることもできない
なんだかんだ言って助けてくれた大門君はいないし、ぼくちんは新月君程頭は良くない

「こういう時、新月君なら即席で爆弾とか作ってくれて・・・・・・」

そこに「他人」がいた
きめ細やかな肌
太陽の光がそのまま結晶したかのような金髪
天使のような「他人」がぼくちんを見ていた

「キミは・・・・・・・・」

ぼくちんが問いかけてもその子は答えてくれない
ただ口をもごもごしているだけだった
ぼくちんが近づくと、その子も近づいた
今のぼくちんはいつもの覆面を被っていない
そうだ!
きっとぼくちんが醜いから声が出せないんだ!
その時だった

ツルッ!

「へ?!」

スカートの裾を踏んでしまってぼくちんがその子の方へ倒れてしまった
倒れ込みながら、ぼくちんのような化け物に押し倒される「この子」に申し訳ないと思った





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