過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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112:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:29:45.01 ID:agZ8HDU50
獣王「いいのか? 殺してしまうぞ? 腹を裂いて腸を啜り、苦悶の表情で首を切り取り晒し者とするぞ?」

獣王「いや、そのためか? 自身が逃げる時間を稼ぐために、それこそが望み通りだと?」

獣王「く、は……はは!! はははははは!!!!」
以下略



113:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:31:19.60 ID:agZ8HDU50
 そして、獣王は去った。
 あとには、戦士、武道家、僧侶の三人だけが残される。
 しばらくの時が経ち、もぞもぞと起きあがる影があった。
 戦士だ。

以下略



114:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:33:30.53 ID:agZ8HDU50
 少し時を遡り、勇者が獣王の眼前より飛び去った直後―――――

勇者「『呪文・火炎』」

 勇者の手の中で翼竜の羽が燃え尽きた。
以下略



115:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:35:08.04 ID:agZ8HDU50
 息を殺し、茂みの中から状況を見守る。
 勇者は三分とかからず、精霊の祠の入口を見通せる場所まで戻って来ていた。
 獣王が何かを喋っているが、雨の音に紛れてよく聞こえない。
 だがこの雨は自分の気配も殺してくれているので、文句は言えない。
 勇者は目を凝らし、獣王の一挙一動に注目する。
以下略



116:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:35:46.81 ID:agZ8HDU50





以下略



117:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:37:03.55 ID:agZ8HDU50


勇者(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない)


以下略



118:名無しNIPPER[saga]
2014/12/24(水) 00:38:25.35 ID:agZ8HDU50


 茂みに埋もれた勇者の体に影が差す。

 興味深そうに勇者を覗き込む金髪碧眼の少女。
以下略



119:1[saga]
2014/12/24(水) 00:39:47.98 ID:agZ8HDU50
今回はここまで

感想・批評お待ちしておりまんまん



120:名無しNIPPER[sage]
2014/12/24(水) 00:42:09.62 ID:+omAxq+Lo
乙乙


121:名無しNIPPER[sage]
2014/12/24(水) 00:42:58.03 ID:20E8314f0
RPGではよくある事


122:名無しNIPPER[sage]
2014/12/24(水) 01:19:02.55 ID:zG49KcsQO
おつかれさま!


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