過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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127:名無しNIPPER[sage]
2015/01/09(金) 11:10:57.34 ID:wlWY/BHNo
>>124
力量に差がありすぎるから、クズに見せるしかなかったんだろ


128:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:50:43.32 ID:pkf2ayLi0
勇者「……ん…」

 目を覚ました勇者は、朦朧としたまま、胡乱な目で周囲を見渡した。
 視界に映るのは木造の天井、木造の壁。
 窓から射す日差しが勇者の寝るベッドを白く照らしている。
以下略



129:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:51:16.14 ID:pkf2ayLi0




第七章  ディス・コミュニケーション
以下略



130:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:53:01.52 ID:pkf2ayLi0
勇者(酒場で聞いた話で、ここらへんにエルフの集落があるかもしれないって話だったけど……まさか本当に存在していたなんて……)

エルフ少女「ん〜? 難しい顔してどうしたの? もしかして口に合わなかった? おっかしいな〜、私たちと人間の味覚ってそんなに違いが無いはずなんだけど」

勇者「あ、いえ、すいません。そんなことはないです。おいしいです、とっても…」
以下略



131:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:55:00.59 ID:pkf2ayLi0
勇者「エルフか……まさか本当に存在しているなんて、思いもしなかった」

エルフ少女「まあ、極力人間に接触しないようにってお触れが出てるからね。私たちの村も、人や魔物の目に映らないよう、結界で覆って隠しているし。実際エルフに会ったって人は、そりゃなかなか居ないんじゃないかな?」

勇者「どうしてエルフは人間から身を隠すんだ?」
以下略



132:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:56:39.24 ID:pkf2ayLi0
エルフ少女「とはいえ、いくら私でも誰彼かまわず助けたりはしない。今回は特別だったんだよ、勇者」

勇者「そ、そうなのか? じゃあ、どうして俺を?」

エルフ少女「君が私たちエルフの『恩人』だからさ」
以下略



133:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 20:58:16.61 ID:pkf2ayLi0
エルフ少女「さてと…それじゃあ私は狩りに行ってくるけど、勇者はこれからどうする?」

勇者「俺は……」

エルフ少女「傷は癒えたとはいえ、まだ体がだるいようだったらここで休んでいてくれていいよ。ただ、注意してほしいことがある」
以下略



134:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:00:18.05 ID:pkf2ayLi0
エルフ少女「じゃあ、行ってくるね」

勇者「なあ……本当にいいのか?」

エルフ少女「ん? 何が?」
以下略



135:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:01:20.06 ID:pkf2ayLi0
 三時間後―――森の中。

勇者(結局―――変化の杖を持って出てきちまった)

勇者(エルフ少女が言ってたような重要な使い道なんてない……ただ、魔王軍の目を誤魔化して逃げおおせるためだけ……姑息な目的だ…)
以下略



136:名無しNIPPER[saga]
2015/01/12(月) 21:02:49.74 ID:pkf2ayLi0
 第六の町―――

宿屋の主人「ああ、その三人ならウチに泊っていったよ」

勇者「ほ、本当ですか!?」
以下略



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