過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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2014/11/08(土) 17:16:07.88 ID:o7HBAeXa0
今回はここまで
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/11/08(土) 19:22:17.27 ID:4Muc9d5po
おつー
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[sage]
2014/11/12(水) 06:16:35.12 ID:GSdSjFhyO
支援
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2014/11/12(水) 19:29:55.41 ID:7nqo4Ch10
勇者(衝撃の戦士さん舌打ち事件から三回ほど戦闘をこなしましたところ)
勇者(このまま順調に行けば予定通り日暮れ前には第一の町に着きそうである)
勇者(であれば、そろそろこの辺で昼食も兼ねた大休憩をとってもよいのではないか)
以下略
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2014/11/12(水) 19:30:46.89 ID:7nqo4Ch10
勇者「うん、この辺なら雑草も少なくていい感じだな。川からもそんなに離れてないし、ここで火を起こして昼食にしよう」
勇者「僧侶ちゃんと戦士さんは先に水浴びに行っていいよ。その間に俺と武道家で火を起こして準備進めとくから」
僧侶「そ、それじゃお言葉に甘えて……行こっ、戦士」
以下略
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[saga]
2014/11/12(水) 19:32:05.45 ID:7nqo4Ch10
僧侶「わあ……!」
僧侶の口から思わず感嘆の声が漏れる。
正午にさしかかろうという時間帯。木々の隙間から漏れた光が揺れる水面に照り映えている。
川の流れは穏やかで、水は澄み、青く染まった水底まで見通せる。
以下略
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2014/11/12(水) 19:33:09.67 ID:7nqo4Ch10
勇者「ぶえーーっくしょい!!!!」
武道家「うわあびっくりした」
勇者「な、なんじゃ? 火も焚いて十分体あっためてるっちゅーのに」
以下略
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2014/11/12(水) 19:34:41.16 ID:7nqo4Ch10
戦士「私は、『伝説の勇者様』を尊敬している」
僧侶「うん」
戦士「だからといって…いいや、だからこそ。その血を引きながら修業を怠っていたあいつを好きにはなれない」
以下略
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2014/11/12(水) 19:35:54.79 ID:7nqo4Ch10
武道家『お前凄いな。あれだけ釘を刺されてなおそんな所業に赴くとは…いや、凄いな、マジで。いやー、マジで』
勇者(―――なんて、ドン引き顔で武道家は言ってやがったが……)
勇者(ち っ げ ー よ ! ! マジで違ぇぇぇよ!!!!)
以下略
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2014/11/12(水) 19:37:05.83 ID:7nqo4Ch10
戦士「……まあ、私のせいでパーティーの空気が悪くなっていることは認める。これからは改めるよ…なるべく」
僧侶「そうしてちょうだい。どうあれ、私たちは勇者様への同行を望み、勇者様はそれに応えてくださった……であるのならば、私たちは勇者様が魔王を打倒できるよう、全力で尽くすべきだわ」
戦士「わかったよ。本当に真面目だな、僧侶は……心配になるくらいだ」
以下略
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2014/11/12(水) 19:38:16.30 ID:7nqo4Ch10
「きゃあああああああああああああ!!!!」
勇者「ッ!?」
勇者「この声、僧侶ちゃんの、クソ! マジか!! クソ!!」
以下略
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