過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/03(月) 17:51:57.57 ID:vaQlw0BD0
―――酒場

酒場のママ「あらいらっしゃい勇者ちゃん。王様から話は聞いてる?」

勇者「ああ、ここに俺の仲間志願の奴が集まってるんだろ? 何人くらいいるんだ?」

酒場のママ「多いわよ〜。え〜っと、名簿によれば47人ね。もう奥の部屋ぎゅうぎゅうよ?」

勇者「名簿って顔の肖像ついてる?」

酒場のママ「顔はついてないけど、今の職業とこれまでの経歴は載ってるわよ」

勇者「ちょっと見せてくれ……ふぅ〜む、ほんほん。おん? この名前……」

勇者「ちょっとママさん、この子呼んできてくんない?」

酒場のママ「はいは〜い」



僧侶「どうか私を魔王討伐の旅に連れて行ってください、勇者様!!」

勇者「僧侶たんキタァァァーーーーーーッッ!!!!!!」

僧侶「ひえっ!?」

勇者(名前見てもしかしてと思ったらビンゴォォォォオオオ!! 普段は教会で修道女やってる僧侶たんだぁぁぁあああ!! はぁぁぁああああん!!!!)

勇者(その麗しい見た目!! 敬虔な修道女ぶり!! 前々からいいないいなと思いつつ遠くから眺めるだけだった僧侶たんがまさかのパーティー志願!!?)

勇者(ふああああああああん心臓の音やばいよおおおおおおおおおお!!!!!!)

僧侶「え、えっと、あの……」

勇者「ご、ごほん。ちなみに僧侶た…僧侶さんはどうしてこの旅に志願を?」

僧侶「は、はい! 魔王が復活し、また魔物たちの活動が活発になったことで、両親を失い、孤児となった子供の数が増えてきています。……私が身を置いている教会でも、多くの孤児となった子供たちを保護し、孤児院へ斡旋してきました……」

僧侶「もう、あんな子供たちの顔を見るのは嫌なんです!! そのためなら私、何でもします!! 命だっていらない!!」

勇者(はああああん天使だよおおおおおおお!!!! 僧侶たあああああああん!!)

僧侶「どうか、私を連れて行ってください!! お願いします、勇者様!!」

勇者(お辞儀した拍子におっぱいが盛り上がったよおおおおおおお!! 何この子完璧じゃあああああん!! 可愛い、優しい、おっぱい大きい、完璧じゃあああああん!!!!)

勇者(何でもするって言った!? 何でもするって言った!!? じゃあお嫁さんに来てくださいいいいぃぃぃぃいいいい!!!!)

僧侶「………うぅ」

勇者(めっちゃキラキラした瞳でこっち見てるぅぅぅううう!!!! 何か最初っから好感度MAXっぽいぃぃいいい!!!!! 伝説の勇者の息子効果ぁぁあああああ!!!!)

勇者(あー、こういう時だけは親父に感謝だわ、マジで)

勇者「こちらこそよろしく、僧侶ちゃん」

僧侶「ちゃ、ちゃん?」

勇者(あ、やっべつい言っちゃったキモイと思われちゃったあああああ!!!?)

勇者「ご、ごめん! 不愉快だったかな!?」

僧侶「い、いえ、少し驚いただけです! これからよろしくお願いしますね、勇者様!」

勇者(はああああああんやっぱ天使ぃぃぃぃいいいいいいい!!!!)



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