過去ログ - 勇者「伝説の勇者の息子が勇者とは限らない件」
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[saga]
2014/11/03(月) 17:53:57.22 ID:vaQlw0BD0
勇者(パーティーはやっぱ多くて4人だよなあ……宿屋とかも4人部屋とか2人部屋多いし、5人にすると確実に俺だけ1人部屋にはぶられる可能性大)
勇者(かといって6人以上にすると大所帯で色々身動きが取りづらいだろうし、下手すりゃパーティー内で3人・3人のグループに分かれかねん)
勇者(うん、やっぱ4人だな。当初は4人で旅して、もう少し人数がいると感じたらまた仲間を増やす方針でいこう)
勇者「一応確認しとくけど、僧侶ちゃんは水の加護を受けてるよね? 土と風の加護はまあ受けてないにしても、火の加護は受けてるかな?」
僧侶「ご、ごめんなさい。精霊様の加護は、水の精霊様の分しか受けていません」
勇者「いやいや謝らなくていいよ。確認しただけだから。それじゃあ僧侶ちゃんの役割は回復をメインとしたバックアップだね」
勇者「となると、土と風に特化したアタッカーがやっぱ一人は欲しいな」
※精霊の加護
瘴気をまき散らし、世界を汚染する魔物は人間だけでなく、この世界に生きる精霊たちにとっても天敵。精霊は何か生物の体を介在しなければその力を振るえないため、魔物を退治しようという人間には積極的に力を貸してくれる。
土・風・水・火の区分については、その加護の効能によって人間側が勝手に大別したもので、別に精霊が明確にその4種族に区別されるわけではない。
・土の精霊…加護を受けることによって身体能力(主に筋力・膂力)が向上する精霊の総称
・風の精霊…加護を受けることによって身体能力(主に反射・敏捷)が向上する精霊の総称
・水の精霊…加護を受けることによって傷の回復など、補助に特化した呪文を振るえるようになる精霊の総称
・火の精霊…加護を受けることによって敵の殲滅を目的とした攻撃呪文を振るえるようになる精霊の総称
ただし、精霊の加護を受けるためにはその者自身に元々ある程度の能力が求められる。これは、精霊自体の数と、精霊一体が与えられる加護の数が限られているため、精霊が加護を与える対象を慎重に選別しているものと考えられており、またこのことから精霊にも明確な意思が存在しているものと推測されている。(あくまで推測であり、精霊と意思の疎通が出来たという事例は報告されていない)
魔物を倒すためには精霊の加護は必須である。
魔物を多く倒すことで精霊の目にとまり、より多くの加護を得ることが出来る。
僧侶「あのう…勇者様」
勇者「なんだい?」
僧侶「差し出がましいようですが……もし土や風の精霊の加護を受けた『戦士』をお求めならば、奥に居る同行志願者の中に私の友人がおります。よろしければ、彼女もこの旅に同行させてはいただけないでしょうか」
勇者「彼女? ってことは女の子?」
僧侶「はい。しかし、腕は確かです」
勇者「可愛い?」
僧侶「はい?」
勇者「ごめん今のなし」
僧侶「か、可愛いかどうかと言われれば……この国で一番の美貌の持ち主であるともっぱらの評判です」
勇者「決定」
僧侶「ふえ?」
勇者「決定です。僧侶ちゃん、早速連れて来て」
僧侶「は、はい! ありがとうございます!!」
勇者(こちらこそありがとおおおおおおおおおおおお!!!!!!)
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