70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/03(水) 22:54:21.88 ID:sQ4l+FLzo
「帰れない場所への迎えを待っていても、意味がないことくらいはわかってます」
父は迎えには来ず、母は私を見つけられない
それは仕方のないことで、私は何かを恨んでいるわけでもありません
ただ少しだけ寂しくて、寂しさを紛らわせるものは何もないから
じっとここで何かの迎えを待っているんです
「それじゃあ君は、妖精の迎えを待ってる訳か」
軍人さんがそう尋ねます
「今日会えたことで、信憑性が上がっちゃいましたしね」
そうやって私は微笑みと共に返事をします
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