過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
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17: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:10:33.32 ID:WOTGpezw0

「きゅぴらっぱー!!」
すぐさまアイちゃんは洗脳呪文を唱えた。魔法の靄が甲冑戦士を包み、彼を洗脳しようとする。
だが、戦士は焦らず肩のカードリーダーに一枚のカードを装填する。

以下略



18: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:11:48.79 ID:569oCEoc0

アイちゃんが蹴飛ばされた先には、虎のような白い斧を持った戦士が立っていた。その戦士もまた、仮面で顔を覆っていた。だが、その仮面はどこかで壊れたのか、左半分が欠けていた。
その欠けた仮面から見えた素顔はなぜか涙を流していた。
「ごめんね・・・。キミを倒せば、ボクは英雄になれるかもしれないから・・・。ボクが英雄になるための、犠牲だよ・・・」
斧の戦士は泣きながらそう言い放ち、虎の顔が刻まれた斧を操作し、一枚のカードを装填する。
以下略



19: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:13:38.53 ID:0j89z5wj0

「またお前か・・・。俺を楽しませろ・・・!」
その後、肉片となったアイちゃんの体が元に戻ったあと、紫色のコブラ仮面が現れた。
彼は蛇を象った杖状のカードリーダーに、次々とカードを装填する。三体の怪物が描かれたカードだった。

以下略



20: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:15:01.35 ID:3XkRakwk0

その後、身体が元に戻ったあとも、アイちゃんは嬲られ続けた。

次に出会った緑色の鎧を着た男は、カメレオンの怪物を操る能力を持っていた。
「モンスター狩りもいいけどよぉ・・・、赤ん坊をぶっ殺すってのも楽しいもんだなぁぁぁっ!!」
以下略



21: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:16:29.29 ID:FzPtEGhS0

その次に出会ったのは、カニの怪物だった。
警察官の服を着た男と一緒に、仲良く頭から喰われて丸呑みにされた。
その次には黒い龍の炎に焼き尽くされた。
更には二匹のサメのような怪物に飲み込まれ、身体を引きちぎられた。
以下略



22: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:17:12.71 ID:9GtM/iLV0


その直後、甲冑戦士は後ろから聞こえてくる 『FINAL VENT』 の音に驚いて振り向いた。
コブラのような仮面の戦士と巨大な紫色の大蛇が、彼に向かって突撃してきたのだ。
「またかよぉ・・・」
以下略



23: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:18:30.33 ID:WOTGpezw0


「やぁ・・・、元気だったかなぁ・・・?」
次の地獄にいたのは、黄色い光に包まれた鎧の戦士だった。
嘗て出会った、悪魔のようなエクソシスト。
以下略



24: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:21:25.48 ID:iuGfEwA50

だが、彼女の笑顔もそこまでだった。
彼女のすぐ後ろには、雅人がいた。それも、彼の愛車が変化した機獣・サイドバッシャーに乗りながら。
「さぁて、苦しまないようにしてあげないとな・・・!」
彼は顔を醜く歪ませながら、サイドバッシャーのミサイル発射ボタンを押した。
以下略



25: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:23:26.44 ID:5r++R5ih0


その後、雅人はポケットからウェットティッシュを取り出し、手足の穢れを丁寧に拭きとった。
キモイ赤子に触れた時には綺麗にしなければならない。彼は念入りに靴と手の汚れを拭き取り、汚れたウェットティッシュを投げ捨てた。
一息ついていた雅人は、首を後ろから誰かに掴まれる。
以下略



26: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:26:00.31 ID:KSC4XrFy0


次の地獄は、ステントグラスが彩る美しい地獄だった。
もっとも、その殆どは砕け散り粉々になったものばかりである。その一部は、人形のような形となり、地獄を彩る樹木となっていた。
「きゅ、きゅぴぃ・・・」
以下略



27: ◆I8wqPLe//o[saga]
2014/11/07(金) 22:26:27.52 ID:KSC4XrFy0


獲物に満足できないライオンが後ろを振り向くと、其処には十字架を手に持った聖戦士が立っていた。
「ファンガイア・・・。その命、神に返しなさい!」
聖戦士は、その剣の一閃で瞬く間に獅子の化物を断罪し、ステンドグラスの破片に変えた。
以下略



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