過去ログ - 仮面ライダーエターナル「アイちゃん・・・。さぁ、地獄を楽しみな!」
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:26:00.31 ID:KSC4XrFy0
次の地獄は、ステントグラスが彩る美しい地獄だった。
もっとも、その殆どは砕け散り粉々になったものばかりである。その一部は、人形のような形となり、地獄を彩る樹木となっていた。
「きゅ、きゅぴぃ・・・」
以下略
27
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:26:27.52 ID:KSC4XrFy0
獲物に満足できないライオンが後ろを振り向くと、其処には十字架を手に持った聖戦士が立っていた。
「ファンガイア・・・。その命、神に返しなさい!」
聖戦士は、その剣の一閃で瞬く間に獅子の化物を断罪し、ステンドグラスの破片に変えた。
以下略
28
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:28:09.05 ID:5r++R5ih0
アイちゃんが気が付くと、そこは次の地獄だった。荒れ果てた大地に竜巻があちらこちらに吹き荒れ、やせ細った恐竜のような怪物や人間が飛ばされていた。
ふと、彼女は自分が服を着ていないことに気づいた。肌がさらけ出され、未発達な性器もあからさまになっていた。
「きゅ、きゅぴぃ・・・?」
以下略
29
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:29:24.40 ID:iuGfEwA50
「さて、そろそろ始めましょうか。井坂さん」
遅々として研究が進まない状況を見かね、メガネをかけた男・真木が言った。
「えぇ、そろそろ始めましょうか・・・!」
そう言うと、井坂は懐から小さな機械を取り出した。その機械のボタンを押すと、
以下略
30
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:30:06.44 ID:d/jfB5NP0
「いだいぃぃっっ!! いたいぃぃぃっ!! いだいぃぃぃっっっっ!!!」
目を失った激痛に苦しむアイちゃんをよそに、真木は彼女の体をまさぐり続けた。
「さて、今度は脳の構造でも見てみましょうか・・・」
「いたい!!いたい!! アイちゃんもういたいイヤァァ・・・!!」
以下略
31
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:30:56.46 ID:oBmrOVPi0
彼等はバラバラにした死体を元に戻した後、痛みに苦しむアイちゃんを紳士的に見送った。
その後、赤いバイクのような鎧を纏った戦士が超高速で駆けつけた。
「照井竜・・・。また我々を殺すんですか・・・? もう我々の終末は完成したというのに・・・」
以下略
32
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:33:54.91 ID:FzPtEGhS0
次の地獄は、畜生地獄だった。醜い姿をした豹や虎たちが、亡者を喰らっていた。
疲れ果てたアイちゃんが前を見た。
そこにいたのは、豹のような姿をした怪人だった。
以下略
33
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:35:33.99 ID:NSk/RJfv0
次の地獄は、ハサミと蛇が舞う蛇地獄だった。
「フフフ・・・。ようこそ、ボクのサロンへ♪」
ハサミを携えながら、道化師のような口調で若い美形の男が言った。
以下略
34
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:37:11.24 ID:NoGAM0Z30
男には人としての心が既に失われていたのだ。それも、地獄に来る前から。
「大丈夫だよぉ〜、ちょ〜っと痛いだけだから・・・! ふふふ・・・!」
男は懐からとびきり大きなハサミを取り出した。そのハサミで彼女の髪を切った。
そして、すぐさま男は喉元を刃で突き刺した。血が流れ落ち、苦痛に喚く。
「いだいいいいぃぃぃ!! いたいいぃぃぃ!! いたいいいいぃぃぃっっっっっ!!!」
以下略
35
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:37:56.62 ID:ishzjq3H0
ふと、男はどこからか響いた竜の鳴き声を耳にした。
突然どこからか、四匹の翼を持ったドラゴンが現れた。
以下略
36
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:39:31.21 ID:3XkRakwk0
その後、アイちゃんは再び目覚めた。
「きゅ、きゅぴぃ・・・?」
ここはどこだろう。そう思って辺りを見回す。
そこには、再びあのヤマアラシ怪人・ジャラジが立っていた。
以下略
37
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:41:13.39 ID:NSk/RJfv0
『アイちゃん・・・、アイちゃん・・・!』
「きゅぴ?」
アイちゃんは懐かしい声に反応する。
それは、アン王女の声だった。
以下略
38
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:42:55.81 ID:oBmrOVPi0
だが、その喜びは長くは続かなかった。
以下略
39
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:44:51.86 ID:9GtM/iLV0
「いやぁぁぁぁ!! いやぁぁぁぁ!! まにゃあぁぁぁぁぁ!! たしゅけてぇぇぇぇぇ!!!」
そこに、マナと六花、ありす、真琴、亜久里達の五人が駆けつけてきた。シャルル、ラケル、ランス、ダビィの妖精たちも一緒にいた。
アイちゃんには彼女らしか頼る者がいなかった。
その姿を目にすると、助けを求めて泣き叫ぶ。
以下略
40
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:47:46.62 ID:MmwDMXRn0
「こんなキモいのが、あたし達を洗脳してお世話させてたってこと? サイアーク!」と、マナ。
「いやぁぁぁっ!! アイちゃんみんなといっしょきゅぴ!! きゅぴぃぃ!!! たしゅけてぇぇぇ! たしゅけてぇぇぇっ!!」
アイちゃんは必死で思い出してもらおうと泣き叫ぶ。だが、誰ひとりとして救いの手を差し伸べる者はいない。
「六花、このキモ赤子、アタシたちに命ごいしてくるよ。ジコチューのくせに・・・。うっざいよねぇ・・・!」
以下略
41
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:49:00.25 ID:NOymxdWP0
「いやぁぁぁ・・・、いやぁぁ・・・!!」
かつてアイちゃんを愛し育ててくれた少女たちの中から、既にその記憶は存在していなかった。
(みんな、アイちゃんきらい・・・。いやぁ・・・!)
絶望がアイちゃんを襲う。
以下略
42
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:51:26.49 ID:KSC4XrFy0
その後、アイちゃんだったもののプシュケーが突き刺さったままの槍を、ジョナサンは冥府の扉へと伸ばした。
その槍先を女性の手が掴む。
その手はゆっくりとプシュケーへと入り込んだ。
瞬間、古く黒ずんだ古いプシュケーは粉々に砕け散り、代わりに新たなプシュケーが艶やかな桃色の輝きを放って生まれた。
以下略
43
:
◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/07(金) 22:53:06.32 ID:20qQh+L80
大道克己だ。
この「アイちゃん虐待シリーズ」は今回でおしまいだそうだ。
今まで、楽しんで貰えたかな?
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44
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/11/08(土) 07:07:38.08 ID:qztX6EVRo
おつ
45
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2014/11/08(土) 08:11:03.64 ID:aeRPqc0AO
平成屈指の死者数を誇る鎧武地獄を出し損ねたのは大きなミスです。中の下。詰めが甘い。
シリーズ完結を撤回し、直ちに失点を取り戻して下さい。キモい赤子は何度命を奪っても構いません。
46
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◆I8wqPLe//o
[saga]
2014/11/08(土) 10:02:15.48 ID:kB+rxc2b0
>>44
ありがとうございます。だいぶ疲れましたよ・・・
>>45
以下略
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