過去ログ - 後輩「先輩、やっぱりここにいたんですね」
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/11/10(月) 00:14:46.82 ID:XyWoQDJY0
男「それで? 考えた結果、どうしたの?」

 彼女に対して、なにかをするという事自体無駄な労力としか思えなくなった。

 気が緩む。

 この瞬間だけ、全てがどうでもいいと思ってしまうほど。

 頑張って伸ばしていた背筋も、普段通り丸くなった。

後輩「言葉で説明しても所詮上っ面と取られかねないでしょう。と言うか、先輩の性格を考慮したら、そう思われると断言出来ます」

 だから、と後輩は言い、着ているジャージのファスナーのスライダーを指で摘んだ。

 瞬時に男の脳裏に最悪の状況が浮かぶ。

 阻止する方法はいくつかあるが、最も安全な方法を選択し、即行動。

 ベッドの一番上に敷いているタオルケットを握り締めた。

後輩「私の体を――わぷっ」

 全てを言わせる暇を与えず、男はタオルケットを後輩へぶん投げた。


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