過去ログ - 翔太郎「スマイルプリキュアだと?」
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9: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:12:20.28 ID:5NjTgzOY0
突如、空を暗雲が覆った。通行人たちは皆、打ちひしがれたように地に倒れた。見上げれば、そこには日本昔話に登出てくるような金棒を担いだ鬼が宙に浮いていた。
アカオーニ「ウルフルンから話は聞いているオニ。力を失ったお前たちが俺たちを捕まえるなんて無理に決まってるオニ。チャンチャラおかしいオニ!」
翔太郎「てめぇもあの狼男の仲間か。人の頭の上から見下して好き放題笑いやがって。上等じゃねぇか。いくぞフィリップ。変身だ!」
10: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:13:16.68 ID:5NjTgzOY0
アカオーニ「な、なんでプリキュアがここにいるオニ? 俺様、聞いてないオニ!」
翔太郎「マジかよ。みゆきが変身しやがった」
れいか「驚かれるのも無理はありません。私たちは皆、ハッピーと同じくバッドエンド王国の侵攻から世界を守る為に立ちあがった伝説の戦士、プリキュアなのです」
11: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:14:13.99 ID:5NjTgzOY0
アカオーニ「やってしまうオニ!」
C・アカンベェ「アカンベェ!」
C・アカンベェの繰り出す息もつかせぬ高速の連打の前に苦戦を強いられるみゆきは、一旦下がって距離を取るとアニマル浜口が憑依したかのように「気合いだ!」を連呼し始めた。
12: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:14:56.36 ID:5NjTgzOY0
やよい「やめて! ハッピーに手を出させないで!」
アカオーニ「んん〜? 変身もできないクセにノコノコ出て来るなんて。この状況が怖くないのかオニ?」
やよい「怖いよ。今だって気を緩めると腰が抜けそうなほど怖い」
13: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:15:28.75 ID:5NjTgzOY0
やよい「なっ、なにこれ。えっ、えっ?」
アカオーニ「ええい、なにをやってるオニ! もう一度攻撃するオニ!」
アカオーニの指示を受け、C・アカンベェは再び両腕をやよいに向ける。直後、メモリは更なる光を放った。やよいは光り輝くメモリに手を伸ばした。
14: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:16:29.55 ID:5NjTgzOY0
なお「ふー、なんとかなったね」
れいか「大丈夫ですか? やよいさん」
やよい「うん。私は平気。それより、みゆきちゃんは」
15: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:17:49.88 ID:5NjTgzOY0
~バッドエンド王国
ウルフルン「なっさけねーなぁ、アカオーニ。負けておめおめと戻って来るなんてよ」
アカオーニ「うるさいオニ! そもそも、聞いていた話とまるで違ったオニ! プリキュアたちまでガイアメモリを使えるなんて!」
16: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:19:05.00 ID:5NjTgzOY0
ウルフルン「そういやジョーカー。お前がとっ捕まえてきたあの妖精。あいつどーすんだよ」
ジョーカー「少々聞きたいことがありまして」
ウルフルン「あと一回分のバッドエナジーでピエーロ様も蘇るんだ。別に今更なんもビビるこたぁねーだろ」
17: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:19:45.92 ID:5NjTgzOY0
敵の強襲を退けて偶然にもルナメモリを回収できた俺たちは一旦事務所に戻ることにした。
そしてフィリップに頼み、ダメ元でもう一度地球の本棚へアクセスを試みることにした。
みゆき「フィリップさん、目を瞑って何しているんですか?」
18: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:20:49.96 ID:5NjTgzOY0
翔太郎「小屋だぁ?」
フィリップ「ああ。以前来たときは気付かなかったが、確かに小屋がある」
翔太郎「お前一体どこに今いるんだよ」
19: ◆MFa.Ar5xYw[saga]
2014/11/10(月) 18:21:28.69 ID:5NjTgzOY0
なお「笹?」
れいか「短冊?」
プリキュア勢「……もしかして!?」
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