過去ログ - P「無人のスタジオから物音が?」
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2014/11/18(火) 17:36:26.44 ID:xvueY7rR0
 P「お、女の人!?」 
  
 伊織「い、いつの間にこんなに近くにいたの!?」 
  
 P「ぜ、全然気がつかなかったぞ……?」 
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2014/11/18(火) 17:39:29.21 ID:xvueY7rR0
 阿津「信じてください。決して、怪しい者ではありません」 
  
 P「そ、そうかな?」 
  
 伊織「怪しいわよ! はっきり言ってメチャメチャ怪しいわよ、アンタ!」 
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2014/11/18(火) 17:42:26.51 ID:xvueY7rR0
 P「伝説の……」 
  
 千早「バイオリンの弓……ですか?」 
  
 律子「すいません。もう少し、詳しく聞かせてもらえます?」 
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2014/11/18(火) 17:46:08.53 ID:xvueY7rR0
 律子「伝説……ねえ。具体的には?」 
  
 阿津「ええ。こう語られています」 
  
  
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2014/11/18(火) 17:48:45.75 ID:xvueY7rR0
 律子「己が愛する提琴、か――」 
  
 P「あ! わかった、簡単じゃないか!」 
  
 律子「へ?」 
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2014/11/18(火) 17:51:15.33 ID:xvueY7rR0
 P「ほら見ろ!」 
  
 阿津「すみません、今のは冗談です」 
  
 P「ガクッ!」 
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2014/11/18(火) 17:52:59.67 ID:xvueY7rR0
 P「えーっと……?」 
  
 千早「自分が心を込めて使っているバイオリン。それ自体が、愛する提琴なんですね」 
  
 阿津「はい。私はそう、解釈しました」 
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2014/11/18(火) 17:54:17.15 ID:xvueY7rR0
 阿津「この子と共に、数えきれないぐらいの楽曲を奏でてきたんです」 
  
 伊織「昔からずっと一緒なんて、私とうさちゃんみたい……」 
  
 阿津「この子は私の相棒……いえ、私の体の一部みたいなものです」 
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2014/11/18(火) 17:57:17.01 ID:xvueY7rR0
 阿津「一つだけ、一緒でない時があります。わかりますか?」 
  
 千早「え……?」 
  
 律子「一緒でない、時……?」 
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2014/11/18(火) 18:00:18.75 ID:xvueY7rR0
 P「で、でも! 今からそんなこと考えても仕方ないんじゃ?」 
  
 阿津「例えその時は元気でいても、不意に命を落とす場合もありますから……」 
  
 千早「不意に……」 
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