過去ログ - 提督「人ではないことに変わりはない」
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113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:41:01.46 ID:jVQLw1dcO

「コーヒーで構いませんか?」

応接セットの机を挟んだ前に座った大佐が彼に言葉を投げかける。

以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:41:57.72 ID:jVQLw1dcO


「なるほど、秘書もおそらくそちらの分を持ってくるでしょうから、楽しみにしてお待ちください」

「いえ、私は」
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:42:41.99 ID:jVQLw1dcO


「加賀」

相手が懐の深さを見せればこちらもそれを下回るようなことはできない。
以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:43:13.50 ID:jVQLw1dcO


「こちらも秘書を――二人ですが、構いませんか?」

彼の忠実な秘書が細かなところで、彼の面目を保ったところを微笑で見届けた大佐が逆に要求を口に出す。
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:43:50.13 ID:jVQLw1dcO


「ははは......大将閣下、ですか。実は秘書を二人お連れになりましてね。
彼女たちに優劣はつけられないから、と」

以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:44:20.21 ID:jVQLw1dcO

コン、コン。

沈思した彼が口を噤み、沈黙が訪れていた執務室にノックの音が響く。

以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:45:57.19 ID:jVQLw1dcO


「コピ?」

聞きなれない言葉だったのか加賀が怪訝そうな表情をする。
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:46:31.52 ID:jVQLw1dcO


「提督、ボロ出すのはっや」

「おい、北上」
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:47:01.33 ID:jVQLw1dcO


「は、はぁ」

「いや、皮肉とかではないんだ。俺の方でも普段はそんな感じだからな。もちろんこの加賀も」
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/01(月) 21:47:47.53 ID:jVQLw1dcO

「ま、そちらも普段通りにしていてくれ。同胞、だろ?」

別に加賀も本当に怒っているわけではない。

以下略



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