過去ログ - ハルヒ「BLって素晴らしいわね」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/24(月) 03:29:03.89 ID:QGKEYDT0O
 などと言うフロイト先生も以下略な夢を見たというオチをつけたいところではあるのだが、非常に残念ながらこれは現実であり話もまだ続く。










 結局あの後、古泉は茫然自失の俺を更に犯し続け、完全に意識が事切れたあと漸く解放され目を覚ました時にはすっかり夜になっていた。


 瞼をひらくと床に仰臥した状態で、柔らかな灯で室内に影を降らす細く尖った三日月が見えていた。窓が開けてあって時折吹き込む微風が少し寒い。

 「ぅ…、……」

 恐る恐る身体をよじると、下にはブレザーが敷かれている。
 自分のものは着たままだから、おそらく古泉のものだろう。乱れまくった制服もいろんな液体でぐちゃぐちゃにされた下半身も、まるで何事も無かったかのように綺麗に整えられていた。しかし身体を起こすと走る鈍痛や声を上げすぎてからからに張りついた喉が、さっきの出来事が俺の妄想ではないことを無言のまま示している。

 「気がつきましたか」

 きっちり上まで閉めてあったシャツの第一ボタンを外しネクタイを少し緩めたところで、部室のドアを開けて古泉が入ってきた。
 思わずびくついて扉の方を見ると、軽く肩をすくめながら歩み寄ってくる。わざわざ階下の自販機に買いに行っていたのか、手に持っていたスポーツドリンクの缶を差し出され、俺はしばらく逡巡したあとそれを極力指同士が触れないように受け取った。
 ふたを開けて口をつけると、すべり落ちる冷えた液体を嚥下する。
 渇ききった喉に心地いい。
 そんな俺の様子をつぶさに観察するように見つめていた古泉が口を開いた。

 「すみません。なかなか起きて下さらなかったので、
 勝手に後処理させていただきました」


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