16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/25(火) 02:49:40.18 ID:a4v2ARuR0
「寂しかったんだね、千種」
「やっ……」
「良いんだよ……今は……」
彼の物の熱さを感じながら、上半身を強く抱きしめられた瞬間、私の中で何かが切れた。
1人暮らしの女の寂しさと言えばそれまでなのかもしれない。
40を過ぎた女の侘しさを癒やそうとしてくれただけなのかもしれない。
だけれども、私は今、もう彼の事を愛さずにはいられなかった。
それが粘膜の生み出した妄想だとしても。
「……ねえ、もう良いの、私の事を、今は私の事だけを見てください……そして、滅茶苦茶にして……私の事を」
「……」
彼は軽くうなずいただけで、また腰を動かし始めた。肉同士が打ち付ける湿った音が部屋の中に響くだけでなく、私の声と、彼の低い唸り声、ベッドの軋み。そのすべてが私の耳朶を打ち、更に快楽を高める麻薬の様になっていた。
「あっ、あっ、ああああっ!」
乾ききっていたはずの私の女の部分は、今また熱く熱を帯びて男を迎え入れるだけの肉壺と化している。私がこれほどまでになるという事も始めて分かった。それ程までに彼の猛烈な攻め方に私は堕ちて、何が駄目なのかもわからない状態で、私は彼の身体を受け止めつづけた。
22Res/22.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。