過去ログ - P「理想のプロデューサー」 雪歩「1ですぅ!」
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雨雪 東吾
◆66FsS2TZ4lNJ
[saga sage]
2014/11/29(土) 23:59:25.76 ID:3Tx7Rip10
P「つっても練習だって楽しけりゃやる気は出るだろ?」
響「でもこの発声練習が一番いいって律子が」
P「だろうな。効率はいいかもしれんが本人のやる気が伴わなきゃ効果は薄いと思う。こういうやり取りしてる時間も無駄になるわけだしな」
律子「なるほど・・・」
納得したかのように殆どが頷くも、まだ一人だけは納得できないようでいた。
伊織「効率いいんならそれやるのがいいに決まってんでしょ。私たちはまだ全然売れてないんだから」
亜美「も→! いおりんはそればっか! 売れたい売れたいって。亜美はもっとのんびりいきたいの!」
伊織「なんですって!」
今にもつかみかかろうと勢いの水瀬を我那覇が止める。
伊織「響! 離しなさい!」
響「伊織落ち着いて!」
律子「伊織、おとなしくしなさい!」
伊織「もう!」
P「まあまあ。じゃあ一つ聞くけど、お前はどうなりたいんだ?」
伊織「・・・早くトップアイドルになりたいわ」
P「それはお前一人でできることなのか?」
伊織「・・・それは」
不意に押し黙る。今までの喧騒が嘘のように静まり返る。
P「・・・お前は、今グループに属しているんじゃないのか?」
伊織「・・・それでも! やっぱり最短で売れたいじゃないの! 亜美だって売れれば考えが変わるはずよ!」
P「それはお前の考えだよ。そんなストイックに売れることだけを考えるなんて普通の人間には無理だ。ましてや、あんな遊びたい盛りの年頃のやつにはな」
伊織「・・・」
P「モチベーションが下がれば効率は悪くなる。それくらいはわかるだろ?」
感情が高ぶってきたのか、目の端に涙が光る。
P「・・・まあでも練習はしてもらわないとこっちも困る訳だ」
ちらりと双海を見る。小さく唸り声をあげているようだ。彼女も悪いことをしているという自覚はあるようだ。しかし、まだ幼いゆえに自制が効かない。
P「そこでだ。劇をしよう」
律子「・・・劇、ですか?」
P「そう。毎日台本・・・とまではいかないが、何かの漫画だったり、本だったりを持ってきて、そのキャラになりきる」
P「そうすりゃ劇やドラマの仕事が来た時にも対応できるだろ? アイドルだって歌や踊りだけじゃないんだから」
亜美「それだったら面白そうじゃん! やろやろ→!」
あずさ「確かに本を変えたりすれば飽きもしにくいと思います」
伊織「・・・わかったわ。みんながそれでいいんなら」
亜美「やった→!」
律子「一件落着ってとこですか・・・」
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