過去ログ - P「ティッヒー☆ミ Pチャン実は帰ってきてましたー!」貴音「」
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118: ◆/3O2hHOrpYsz[saga]
2014/12/23(火) 08:27:37.72 ID:j0EDx3Nvo
P「……さて。そうか、先生はこれを自分で考えろと言ったのか。なるほど、実にあの人らしい」クスッ

P「とはいえ時間もあまりないようだから簡潔に答えだけを教える。だけどその答えの先には、もう一つ別の答えがある。それを念頭に置いて聞いてくれ」

千早「は、はいっ」ビシッ

P「はは、そんなに改まることでもないけどな。ズバリ言うと、これは失恋の曲じゃない。恋の危うさを歌った曲でもないし、まして狂った女の歌でもない。
 そうだな、彼女は《いまここで》その大切な人とすでに一緒にいると考えて、もう一度歌詞を読んでみろ」

千早「……いまここで、既に……」


《 思い出から 捨ててしまおう
    あれでもなくて これでもない
    宝石のような あなたとの思い出すべて
    いまここで 澄み渡る空の淵に置いて 私は 》

千早「……!」

千早「……」バッ!

千早、食い入るように歌詞を最初から読み直す

千早「うそ……じゃあこの人は……」

P「いや、それも違う。いいか千早、思い出というのはすべからく過去の産物、言わば《かつて今だったもの》の断片にすぎない」

P「そして過去の本質は《善か悪か》ではない。ある思い出を切り取って、これは良い思い出、悪い思い出というふうに選り分けること自体がそもそもの間違いなんだ」

千早「過去の……本質……?」

P「そう、本質だ。俺たちは間違いなく《いまここ》にいる。だからこそ過去のことを思えるし、思い出すことができる。しかしその逆はあり得ない。
 つまり過去の本質は過去そのものではなく《いま》の中にある


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