過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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481: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/02/10(水) 02:43:13.33 ID:rl+qR9tk0
ウェイター「おいおい、まずすぎるぞ」

街に戻り女貴族の父がいないか探し、そして彼女の言った通りにいないことがわかって彼はそのことをこぼすしかなかった。何がまずいのか、それは女貴族は父に溺愛されていることだ。

不用意に近づこうものなら、相手を排除をしようとする。女貴族が相手のことを気に入っていれば止めてくれるし、彼女がウェイターを気に入っていることは彼も自覚はある。だが、わざわざ虎の尾を踏むことは避けたいことだ。

女兵士「困っているようだな」

女貴族と共に宿へ戻るよう言った女兵士が、ウェイターを探しに来た様子で声をかけてくる。女貴族の父の件もあり、その声で少し大げさな形で彼は驚き、女兵士は怪訝そうな顔をした。

ウェイター「わ、悪い。びっくりしただけだ」

それはすまなかったと言いながら、彼女はウェイターの横につく。顔はいつもの無表情に戻ってはいたものの、どうして自分が慌てているのか知りたい。というような雰囲気を、彼は感じ取っていた。


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