過去ログ - シンジ「ぼ、僕が765プロのプロデューサー……ですか?」
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◆uLM3T8C/3g
[saga]
2014/12/14(日) 21:10:04.30 ID:KSgopKwYO
高木「菊地君……いや、765プロのアイドルたちは決して君を拒絶したりしない」
シンジ「そんなこと、ありえるわけがありません」
高木「だがありえるのだよ。私は皆、支え合って団結できるようなアイドルたちをスカウトしてきたのだから」
高木「皆が皆君と菊地君、それに渚君を支えようと頑張っているよ。萩原君は毎日菊地君の家に行っているらしいし、如月君と天海君は少しでも君の負担を減らそうとセルフプロデュースし始めた。君にだって心当たりはあるだろう? 彼女たちが仕事を任せてくれと言ったこと。……それで、だ。何故君はここまでしてくれている皆を信用できない?」
シンジ「……現に真は僕とカヲル君を拒絶しました」
高木「……キミィ、菊地君の本当の気持ちを知っているのかい? 知った上でそれを言ってるのならとんだ外道だよ、君は」
シンジ「……人の気持ちなんてそんなに簡単にわかるわけないじゃないですか……!! わかったら僕は苦労なんかしていないんですよ!!」
高木「……フン!!」バシイッ!
シンジ「…………っ!」ヒリヒリ
高木「……あまり舐めたことを言うんじゃないぞ碇シンジ」
高木「人の心なんて誰にもわかりやしない。それは人間誰しもが抱えている問題だ」
高木「誰かが怖いなら、自分1人だけで生きて行けるなら壁を作ればいい。だが今の君はどうだ? 碇シンジ。君は私の平手打ちにさえATフィールドを張ることができなかった。いや、張らなかったんだ。これがどういうことかわかるか?」
高木「君は無意識に誰かを求めているんだ。無意識に菊地君という欠けたピースを求めているんだ。だったらウジウジしてないでさっさと菊地君を連れ戻して来たらいい!! 相手が来ないなら自分で歩み寄って掴み取りに行く!! それはいつも君がやっていることだろう!!」
シンジ「……僕は」
高木「君はプロデューサーだ!! 765プロの優秀なプロデューサーだ!! だったら何故できない!? 菊地君の心を理解できていない!? それは君が勝手に考えることを放棄しているからだ!!」
シンジ「心……?」
高木「そうだ心だ!! ……菊地君はいつも君のことになると嬉しそうにしていたよ。『プロデューサーに褒めてもらった』、とか『プロデューサーに昼食を奢ってもらった』……などとな。じゃあ何故今回は君を拒絶したと思う?」
高木「君がいくら辛い過去を語ろうと、辛い過去を持っていようと、今この世界を生きる菊地君には関係無い。菊地君は拒絶がどうのこうのなんて小難しいことは考えていない!!」
高木「……単に菊地君は今回の君が嫌だったのだよ。ATフィールドが使えるのを隠していたこと、突然現れた渚君に君を盗られたこと、自分の思いを裏切られたこと」
高木「菊地君は……悔しかったんだよ」
シンジ「…………………………………………」
高木「……もう、いいかい?」
シンジ「………………今から真のところに行ってきます」ガチャリ
高木「……すまない。私では解決できないのだよ、この問題は」
高木(偉そうにしてすまなかった、シンジ君)
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