過去ログ - 【小ネタ版】幻想にのたうち給う【幻想入り】
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34: ◆eohhG1Orlc[saga]
2014/12/07(日) 02:12:53.67 ID:/GqTrTx+o

現「この白玉楼を守るのは俺とお前ぞ。お前を守るのは俺だし、俺の背中を預けるに値するのは、妖夢。お前だけだ」

妖夢「……師匠」

現「本音を言えばな」

 くすりと笑って、俺は言う。

現「愛する者に、いつまでも名前を呼んでもらえないのは、ちょっと寂しい」

 その言葉を聞いて、妖夢はキョトンとした表情を浮かべた後、

妖夢「……ふふ、何とも前置きが長いですね」

 そう言って、小さく微笑んだ。

現「我ながら、回りくどいと思うよ。そうしなければ、羞恥の方が感情を上回ってしまう様だ」

 本音というものを、真っ直ぐに言い放つ度量がどうやら俺にはないらしい。

 妖夢の表情がころころと変わるのが楽しかったとうのもあるが、それは些か意地が悪かったかな。

妖夢「普段から色んな女性を口説いている方が、何を言いますか」

現「いや、そんなつもりなんて何処にもないのだが……」

 何故かそう取られてしまう事が多い。何故だろうか?

妖夢「いつか後ろから刺されますよ、私に」

現「ほう、それはそれで楽しみだな」

妖夢「冗談を勘違いに持っていかないでくださいよ」

現「いやいや、お前とまた死合いが出来るなら、それもそれで嬉しいものだぞ」



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