96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:43:11.37 ID:JTJHbOAC0
P「ダイエットを強要するような真似してすまなかった」
P「それに俺は知ってるよ。食い意地だけじゃない貴音の魅力を」
貴音「……」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:43:40.93 ID:JTJHbOAC0
貴音「あなた様っ」ダキ
P「お、おい。こんなとこで」
貴音「お願いです、もう少しだけ、もう少しだけお傍に」ギュウ
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:09.71 ID:JTJHbOAC0
@深夜。コンビニの縁石に座る二人。
まだ温かさが残るカップ麺の容器を両手で握りしめ、
仄かな温かさを感じている。
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:44.45 ID:JTJHbOAC0
貴音「それに、月の逸話ならわたくしだって負けません」
P「ほほう、随分と自信ありげじゃないか。聞かせてくれよ」
貴音「ふふん。いいでしょう。では」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:45:11.11 ID:JTJHbOAC0
貴音「そして、今宵のように望月が最も近づく日」
貴音「すーぱーむーんと呼ばれる今宵は」
貴音「望月、すなわち望みが、この星に最も近づく日なのです」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:45:59.60 ID:JTJHbOAC0
P「……そんな日に、俺は。はぁ、後悔しても仕方ないけど」
P「今日は、悪かったな」
貴音「ふふ、何を言っているのです。今、貴音は幸福です。
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:46:30.66 ID:JTJHbOAC0
貴音「素敵な殿方とらぁめんを食せる事、それは何にも代えがたい幸福です」
P「P冥利に尽きる話だ」
貴音「そういう意味ではありませんのに」
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:47:33.02 ID:JTJHbOAC0
いつの間にか握った容器から暖かさは消えていた。
けれど、不思議と冷たさは感じない。
肩先が触れ合いそうな距離。
冴え冴えした月光が二人の隙間を埋める。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:48:01.09 ID:JTJHbOAC0
@後日、事務所内。
律子「新ラジオの企画はこれよっ」
律子「春香と千早、絶叫カタストロフ! これは売れる!」グッ
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:48:37.44 ID:JTJHbOAC0
春香「千早ちゃんの言う通りだよぉ。それにラジオの仕事なんて私にはまだ敷井が高」
千早「敷井=部屋と部屋の隔たり=壁。春香、いい加減にして!」
春香「いい加減にしてほしいのはこっちだよ!?」
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