13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:56:15.10 ID:cjPj2bha0
私は長年1人でいたせいで人間慣れしていないけれど、特に男性慣れしていなかった。
その上この不死者さん、ちょっと目つきが怖い。
不死者「怖がらせて悪かったって…だからもう泣くな、な?」
14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:56:59.50 ID:cjPj2bha0
不死者「悪い…つい興奮しちまって」
魔女「いえ…こっちも不慣れなので」グスッ
不死者「こんな体になって10年、俺はいい加減死にたくなってきた。魔女なら何とかできるんじゃないのか」
15: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:57:31.91 ID:cjPj2bha0
その後不死者さんと一緒に花を摘んで帰った。
この花は地面に強く根付き、摘むのに力がいるので、男の人の手があって助かった。
不死者「早くも材料1つ手に入れたな」
16: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:58:06.41 ID:cjPj2bha0
魔女「コホコホ」
不死者「おい、大丈夫か!?うわ、何だこの匂い!?」
魔女「あ、不死者さん」
17: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:58:37.44 ID:cjPj2bha0
魔女「グスッ実は私調合グスッ下手なんですシクシク」
不死者「怒ってない、怒ってないから泣くな、な?」
不死者さんは私の頭をポンポン叩く。
18: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 13:59:41.10 ID:cjPj2bha0
魔女「すみません長引いちゃっ…あら?」
不死者「おうお帰り」
調合部屋はさっきより片付いていた。
19: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 14:00:14.21 ID:cjPj2bha0
不死者「………なぁこれ」
魔女「お似合いですよ〜。あ、お風呂上がりのお酒もありますから」
不死者さんは私が用意した着替えを着てきた。
20: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 14:00:40.93 ID:cjPj2bha0
そうだ。多くの不死者は主人を持っている。それも彼の主人は話を聞く限り、難しそうな人物だ。しかも彼が死ぬことを絶対許さないと言うのだから、目的がバレれば2度と来れなくなるだろう。
魔女「すみません気がつかないで!!あ、是非泊まっていって下さい!!」
不死者「そりゃ悪いって。急な来客用の部屋も無いだろ?」
21: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 14:01:19.70 ID:cjPj2bha0
魔女(あービックリした…不死者さん、あんな台詞言うんだもん)
探せば今まで読んだ小説の中に見つかりそうな台詞だ。
あの台詞は、女性を守ってくれる騎士のようなキャラが言いそうな台詞だ。
22: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/12/14(日) 14:03:44.68 ID:cjPj2bha0
一旦ここまで。
魔女も不死者も動かすのが難しいキャラです。
何故動かすのが難しいキャラで話を展開させようとしたんでしょうねぇ。絶対エタりませんけども!
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/14(日) 15:10:01.04 ID:No3Y0q1W0
一緒に花を摘んだでいやらしいことを想像したのは俺だけでいい
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