32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/12/15(月) 00:22:04.95 ID:4oWIBATpO
伊織「じゃあ、別の質問……いいかしら?」
P「なんだなんだ。そんなに聞きたい事があるのか」ハハ
ええ。たくさんあるわよ。
好きな映画、好きな食べ物、そういえば誕生日も知らないし、出身だって知らない。
でも、多くは聞けなさそうだし、最後にひとつだけ。
伊織「今の私は…………『スーパーアイドル伊織ちゃん』は…………アンタの中で何番目のアイドルかしら?」
P「なんだよ、そんなことか」ハハ
そんなこと。……はあ、これだから鈍感は。
P「一番だよ。……俺にとって、伊織はいつでも一番さ」
…………これだから鈍感って奴は。
女の子に一番だなんて気安く言えるんだから。
伊織「…………本当に、困ったもんだわ…………」グスッ
P「お、おい? 伊織? ど、どうした、どっか痛いのか?」アタフタ
伊織「うるさい! こっち来てちょっとしゃがみなさい!」
P「は、はい!!」ビクッ
でも一番だって言ってくれた事は嬉しかったから……その、ちょっとだけよ?
だから、ちゃんとお礼と…………。
お別れ、しなくちゃ。
ちゅっ。
伊織「……とっときなさい。アンタの一番のアイドルから、着払いで速達よ!」
なんて恥ずかしさ故に意味の分からないことを言いながら、私は新堂の待つ車に乗ったのであった。
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