33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/15(月) 00:28:23.24 ID:4oWIBATpO
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あと2分。
さーて、もう終わりね。
主審「」ピッ!
伊織「あ。そういえばあんた達、何処にいたの? 途中から全く見なかったけど」
主審「」フルフル
実況『そういえば彼らはどこにいたんでしょうねえ……リプレイを見てみましょう』
解説『あーーっと、これは』
実況『主審、電車に乗って……おっ!? 既に電車は神奈川県を出ている!?』
解説『完璧に寝過ごしてますね』
実況『なお、この後電車に揺られ審判団は東北地方一歩手前まで行ってしまったようです』
解説『むしろよく帰って来られましたね』
伊織「はーあ。もう終わりか……」
新堂に手紙は渡したし、もう残された事は何も無い。
となると、今まで時間に追われていた筈なのに、残りの2分がやたらと長く感じる。
伊織「ねえ、あんた。知ってる? 私、こう見えてもアイドルなのよ?」
主審「」コクッ
伊織「ふふっ。私は一番になれたかしら……」
主審「」ジッ
伊織「……ねえ。歌っても?」
主審「」コクッ
伊織「ありがとう。それじゃ遠慮なく」
何も言わずに さよならするよ
君と出会えて すごく嬉しかったな……
辛くなるから すべて還すよ
笑ったことも キスしたことも……
いつまでも 忘れないでいるよ
ずっとずっと 空で見守っているよ……
ピッ ピッ ピーッ……
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