過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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40:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 19:23:57.54 ID:1H6vXYRI0
朝比奈みくるが危惧したとおり、キョンの体は転院には耐えられなかった。

それ以来キョンは痛み止めと麻酔が欠かせなくなり、意識が混濁し、譫妄状態に陥ることも少なくない。

古泉一樹の手配した医師と看護師長も追いかけて転任したものの医術としては現状維持が限界であった。

「昨日も泊まり込みだったんですか?」

クリーニングした着替えを持ち、病室に入った朝比奈みくるはキョンを看護している人物に声をかけた。

「ええ。そんなつもりはなかったのですが気が付いたら夜が明けていました」

古泉一樹は微笑みながら朝比奈みくるに応じる。

そして席を立ち朝比奈みくるの持ち込んだ衣類を受け取ろうとした。

「あ、大丈夫です!わたしが運びますから!古泉くんは少しでも休んでいてください」

「いえ。大丈夫ですよ。女性に荷物を運ばせるわけにいきませんから」

古泉一樹はそう言うと半ば強引に衣類を奪い取ると、分類しながら仕舞い始めた。


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