過去ログ - 「キョンと付き合ってみんなの出方をみるわよ!」
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86:名無しNIPPER[sage]
2015/01/08(木) 03:50:51.57 ID:jUSZVAH20
ドアが開いた。

「おや。あなたでしたか」

古泉が声をかける。

「俺で悪かったな」

声をかけられたキョンはぶっきらぼうにそう答えた。

キョンは部屋を見渡し、自分とハルヒ以外は既にきていたことを知ると少々ばつが悪そうに、

「掃除が長引いてな」

まるで言い訳をするようにそう答えると何時ものパイプ椅子腰を掛ける。

みくるがキョンにお茶を淹れながら呟く。

「涼宮さん、遅いですね」

「制御不能のハルヒのことですから珍しい虫でも見つけて追いかけ回しているんじゃないでしょうか」

キョンは淹れてもらったお茶を啜りながら不愛想に答えた。

「んふっ、また心にもないことを」

古泉が微笑みながらキョンに突っ込む。

「嘘偽りのない気持ちなんだがな。ところで朝比奈さんが淹れてくれるお茶はいつも美味しいですね」

キョンは話をそらすようにそう言った。

朝比奈みくるは軽く微笑む。

キョンは何ともいえない居心地の悪さを感じ、それから逃げる様に長門をみた。

そしてあることに気が付いた。


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