過去ログ - 提督「私と一緒になってくれ……古鷹」
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[saga]
2014/12/21(日) 23:28:46.95 ID:6Qu5AGcp0
「私と一緒になってくれ……古鷹」
「――ッ!」
銀色の指輪――。
途端に、前が見えないほどに視界が歪みました。
「あ……ああ……!」
幸せです。幸せすぎて、生きている心地がしません。
感謝の想い、提督への愛を伝えたいのに、言葉が出ません。
だから私は、提督の想いを受け入れるために、左手を前に差し出しました。
お互いに頷き合うと、提督はそっと私の左手を手に取りました。
そして指輪を私の薬指に、ゆっくり、ゆっくりと……。
――はまりました。
「愛してます、提督……」
言葉を振り絞って、私はそれだけでも伝えたかった。
もっと他にも言いたいことがあるけど、声が出ません。
私はそのまま提督の懐へと飛び込みました。
きっと、言葉だけでは感謝してもし足りないでしょう。
だから私は……。
「ありがとう――」
契りを交わす想いを込めて、提督と唇を重ねました。
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