過去ログ - さやか「絶望?飲み干してやるよ」
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79:名無しNIPPER[saga]
2015/01/01(木) 23:59:57.35 ID:8QVFe8wWO
マミ「話って何かしら?」
やっぱり威圧的。
当然か。
あたしから裏切ったようなもんだしな。
それにしても。
やっぱ、あんたは変わんねぇな。
まどか「…マミさん、誰なんですか?」
マミ「…」
マミ「佐倉杏子さん」
じろりと、マミがこっちを見る。
やっぱりあのことを根に持ってるのかもしれない。
喧嘩別れを。
こういうと恋人みたいだが。
要はあたしが勝手に擦れてグレただけのこと。
杏子「…今は、冷静になってくれ」
マミ「あら、お得意の騙しかしら?」
杏子「違う!」
自分でも驚くほどの声量。
住宅街に響くあたしの甲高い声。
それを聞いてマミは少しだけ警戒を緩めた。
マミ「どうしたの?」
情けねぇ。
あたしと同じ過ちを犯しそうな奴を。
ぶっ壊れそうな同類一人。
自分ひとりで正すこともできない。
杏子「…はは、何を重ねてやがる」
そもそもなんであたしがあいつなんかのために。
どこにそんな義理がある。
あたしとあいつは前世で繋がってたとかならまだしも。
大した関わりもない。
むしろムカつくくらいだ。
中途半端な覚悟で。
正義の味方しやがって。
お前は。
あたしの目の前にいる、このバカみたいに。
マミのような奴になれるってのか。
ふふ。
ははは。
ほっとけねぇ。
バカは沢山見たけれど。
応援したいバカは。
助けてやりたいバカはあんただけだ。
杏子「…あの青髪、お前の仲間だろ?」
マミ「…美樹さん…?」
まどか「…さやかちゃん?」
美樹さやかっていうのか。
いい名前じゃねぇか。
杏子「あいつを」
下らねぇ。
情けねぇ。
でも許せねぇ。
杏子「助けてやってくれ」
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