過去ログ - 京太郎「リア充は」ハギヨシ「爆発しろ」
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118:名無しNIPPER[age]
2015/03/28(土) 07:57:19.16 ID:lRCLfXkY0
保守


119: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 22:56:47.47 ID:U+fY6r/Co
ようやく終わったので投下します
透華の京太郎への呼称が須賀くんから須賀さんに変わってますが、なんとなくこっちのがしっくり来たので変えてます


120: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 22:58:12.41 ID:U+fY6r/Co
「協力して欲しいことがありますの」

ソファーに腰を掛け話を聞いているのは、衣、一、純、智樹。麻雀部の仲間にして家族のような私の親友。
クリスマスパーティーを数時間後に控えた今日この日に、私は覚悟を決めて切り出した。

以下略



121: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 22:58:51.45 ID:U+fY6r/Co
そ、そんなバカな!?
ハギヨシと話すときに赤面する癖は直しましたし、声だって上ずらないようにしたはず!
一たちならともかく、他の使用人にまで知られているはずは……

「ハギヨシさんと話すとき距離が露骨に近いんだよ。50cmもないよねあれ」
以下略



122: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 22:59:28.29 ID:U+fY6r/Co
こ、このままだといつまで経っても話が進みませんわ。
強引にでも話を進めなければなりませんわね。

「と、ともかく! 協力してくれますの!? してくれませんの!?」

以下略



123: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 22:59:58.46 ID:U+fY6r/Co
「とーか。ハギヨシを誘うのはとーかの役目であるぞ」

「わ、分かってますわ」

そうだ。どう協力してくれるのかなんて心配をしている場合ではない。
以下略



124: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:00:30.36 ID:U+fY6r/Co
扉の向こうでハギヨシたちの話し声が聞こえる。
爆発しそうだった心臓はもうだいぶ落ち着いた。
これならちゃんとハギヨシを誘うことが出来るはずだ。
クリスマスにハギヨシを誘うからといって、決して慌ててはならない。
私がハギヨシを慕っているということをハギヨシに知られてしまったら、きっとあの真面目な執事のこと。龍門渕を去ってしまうに決まってる。
以下略



125: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:00:56.82 ID:U+fY6r/Co
「お買い物でございますか。しかし後2時間もすればパーティーが始まってしまいますがよろしいのですか?」

私の決意を意に介さぬように、ハギヨシはいつもの通りの対応をする。
察してしまわれるのは困るのだけど、それはそれとして少し悲しくなる。
ともあれハギヨシの言うことはもっともだ。迷った挙句こんな時間になってしまった。
以下略



126: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:01:24.06 ID:U+fY6r/Co
きゅ、急になんてことを言いますの!? これでは私の計画が!
とはいえハギヨシが言うのはこの上ない正論だ。
買うものが決まっているならばハギヨシに頼んだほうが圧倒的に早い。私が付いて行く必要などないのだ。
混乱した頭では私がハギヨシと2人で買い物に行く理由なんて思いつかない。
一体私はどうすれば……
以下略



127: ◆6ardW1rCAXVJ[saga]
2015/04/11(土) 23:01:51.61 ID:U+fY6r/Co
私がそのハギヨシの申し出を了承すると、ハギヨシはなるべく早く伝えると言い残して私の前から姿を消した。
多少強引だったが何とか上手く行った。一つため息をついて緊張をほぐす。
主従関係を振りかざしたようだけれど、ハギヨシの嫌がることをさせているわけではないのだからきっとセーフだろう。
そんなことを考えていると一たちが会話しているのが耳に入る。
なんでもハギヨシがどのくらいで戻っているのかと話しているようだ。
以下略



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