過去ログ - ほむら「幸せに満ち足りた、世界」(まど☆マギ×禁書)
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6:幸福咲乱 ◆5sHeUtvTRc[saga]
2014/12/25(木) 04:20:43.40 ID:DNXgJeXe0
>>5

「………もちろん、大切だと思ってるよ?
家族も友達も、みんな大好きだもん!」
「そう」

思った以上に真摯な返答に、ほむらは好感を持つ。
いい娘なのだな、と。
ほむらの視線がついと動き、まどかもそれに合わせる。

先ほどのショートカットの少女と、確か同じクラスにいたふわふわ髪の少女が
何か言い争う様な談笑する様な曖昧さでじゃれ合い、
その背景で一人の男子生徒、こちらも同級生だった筈、彼が苦笑いを浮かべている。

「ふうん」

ほむらの反応に、まどかもくすっと笑みを浮かべる。
余りその方面に縁が無かったほむらにも分かる、
前方の少女二人が交わす眼差しの中の艶の様なものは。

「あれは、確か」
「うん、あっちのショートカットの娘がさやかちゃんでもう一人の娘が仁美ちゃん。
男の子が上条恭介君」
「まどかとは付き合いが古いのかしら?」

「うん、小学校の時からの付き合いで、
私がこっちに転校して来た時に最初に友達になったのがさやかちゃんで、
それで、仁美ちゃんや上条君とも」
「ふうん………いい娘なのね」
「うん」

まどかが応ずる。
やはり、素直な娘だ、何の駆け引きも不要だとそのまま理解できる。


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