過去ログ - にこ「あんじゅちゃんと素敵な運命」
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31: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/27(土) 01:12:50.73 ID:zxcyBmiV0
自分が部活をしている最中、帰宅部である二人が遊びに行く。

正直疎外感を感じてしまうこともあった。

それでも家柄のこともあり、部活を放棄することは出来ない。
以下略



32: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/27(土) 01:14:09.40 ID:zxcyBmiV0
「だから今がその運命だと思う。そうすれば楽しい運命が切り開ける」

母を思わせる程優しい笑みの後、ニヤッと笑いを変えると台無しにする一言が投げ込まれた。

「そう思って進んだ先にまた運命を選択する場面が出てくるのが人生なんだけど、ね」
以下略



33: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/27(土) 01:16:09.81 ID:zxcyBmiV0
「ちょっと、やめてください。先輩たちの前ですよ」

とか言いながら、その手は二人の背中に添えられている。

「ふふふ。素直になってるやん」
以下略



34:名無しNIPPER[sage]
2014/12/27(土) 01:43:14.63 ID:QRAGuttpo

今回は結構さくさく仲間になるな


35:名無しNIPPER
2014/12/28(日) 12:45:24.22 ID:FdEQgwl70
ことほのうみは三人で一つ
はっきりわかんだね


36:名無しNIPPER
2014/12/29(月) 19:21:30.57 ID:4qJoHtiV0
乙です
次も楽しみに待ってます


37: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/31(水) 21:52:47.81 ID:1hvbhVjL0
―― 一月八日金曜日 あんじゅのマンション 玄関

玄関の扉が音も無く閉まると同時に、繋いでいた手が離れて真正面からあんじゅがにこを抱き締める。

エレベーターの中と違って、ここには自分達を映し出すカメラも当然ながら人目もない。
以下略



38: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/31(水) 21:53:19.71 ID:1hvbhVjL0
「えぇっ!? じゃあにこはあんじゅちゃんの中では何なの?」

「愛の擬似化ね。にこさんは私の愛そのもの」

回されていた腕から力が抜けて、そのままにこの両肩に置かれる。
以下略



39: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/31(水) 21:53:53.83 ID:1hvbhVjL0
もし、運悪く電池切れ或いは故障していた場合は本当に危ない。

家族が一緒に住んでいれば今のあんじゅの誘惑に負けていた可能性は高い。

そういう意味では心配ではあるけど、あんじゅが一人暮らしで良かったと思う。
以下略



40: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/31(水) 21:54:40.22 ID:1hvbhVjL0
――洗面所

「にこさん、遅いわ」

あんじゅの手にはタオルが握られていて、にこが手洗いうがいしたら拭く準備は万端という姿勢。
以下略



41: ◆2KF.0JG/i6/M[saga]
2014/12/31(水) 21:55:18.83 ID:1hvbhVjL0
「その前に今度はあんじゅちゃんがにこをちゃんなり呼び捨てにする番でしょ」

「にこさんはにこさんだもの。そんなことより手洗いうがいをしなきゃダメよ?」

強引に誤魔化すあんじゅに言い返そうと思ったけど、あんじゅの口の上手さに勝てる気がしない。
以下略



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