過去ログ - 少年「そんな『憎悪』が、あってたまるか」
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23: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2014/12/27(土) 00:44:05.41 ID:YBOMP4fI0

僕は背中だけではなく、首筋や左の頬にも火傷の跡が残り、
好奇の視線の的となった。

苦しかった。僕が何故こんな目に遭うのか。
苛めはまだ続いた上に、火傷のせいで周囲には気味悪がられた。
学校に通うのを止めようかとも考えたが、
僕の父親がそれを許さなかった。
父親は精神論を重視する性格で、
「火傷による好奇の視線なんかに屈するな、立ち向かえ!」
と、僕を無理矢理に学校に行かせた。
もちろん、父親にも僕が苛めを受けていることを打ち明けたが、
主犯が××くんだということを信じなかった上に、
「あんな優等生を悪く言うんじゃない! お前はそんなに性格がねじ曲がっているのか!?」
と言われて、殴られた。
家にも学校にも、僕の居場所は無くなっていた。



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