過去ログ - 少年「そんな『憎悪』が、あってたまるか」
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◆BEcuACNawuaE
[saga]
2014/12/27(土) 01:20:42.49 ID:YBOMP4fI0
僕はその警察官と共に、警察署の取り調べ室に入った。
中では、簡素な机とパイプ椅子。石油ストーブが置かれていた。
警察官はストーブに火を点けてから座る。
僕もそれに従って座った。
「とりあえず、君に何があったのか話してもらえるかな?」
僕は何があったのかを全て話した。
中学での苛めから、今に至るまで。
そして、僕の『憎悪』が拡大していることも話した。
警察官は、それを真剣に聞いていた。
「僕は、僕はなにもかもが憎い。……でも、全てを壊しても僕の憎しみは消えないと思います。
僕は……生きてていいのでしょうか?」
正直な気持ちだった。
このまま生きていても苦しみしかない。ならばいっそのこと死んだ方がいいのではないか。
それに対して、警察官は言った。
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