33: ◆IWuyJvzLOZKF[saga]
2015/01/01(木) 22:39:37.33 ID:43R1FdOh0
「他に何か御坂さんについて思いつくことはありませんか?」
「……悪い、それ以外に話すようなことはないな」
「そうですか」
「とにかく今は情報をサルベージできないか、もう一回試してみるしかありませんの」
「はい」
白井と初春はやるべきことが定まったのか、これ以上時間を無駄にしてはられないといった様子で席を立つ。
「ご協力感謝しますわ。 もし他にも何か分かったことがあったら、風紀委員第一七七支部に連絡をお願いしますの」
「分かった」
二人は上条に一礼すると、そのまま喫茶店を後にした。
中学生に奢らせてしまったことを若干後悔しつつ、一人残った上条はこれからすべきことに思考を巡らせる。
「ったく、あんまり人様に迷惑かけるような真似してんじゃねえよビリビリ」
そして一回大きく深呼吸すると、上条もその場を後にするのだった。
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