過去ログ - 【らぶらいぶ】花陽「自分にできること」
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67:名無しNIPPER
2015/01/19(月) 22:31:46.25 ID:I3uZ88Z30
「うんっ!それならもう凛も安心だにゃ♪

あっ、かーよちんっ!!
海未ちゃん来てるよ〜!」



突然、花陽の名前を呼んで2階であろう場所に手を振る凛に心臓がバクンッと跳ねる。


「う、海未ちゃん!?」


花陽も予想していなかったであろう出来事にまた顔を赤くして慌てる。



「えへへっ、じゃあ凛はもう帰るにゃ〜!
かよちんっ、明日詳しく話きかせてね!」

「「も、もう凛(ちゃん)!!」」

「あははっ、二人とも照れちゃって仲良しさんにゃ〜!じゃあね、また明日!」




そう言うと凛は嵐のように去ってしまった。
…そうすると、実質その場には花陽と私の2人なわけで。



「う、海未ちゃんとりあえず上がって……!うち今日親いないから気遣わなくて大丈夫だからね!」



家の前で話し込んでしまったことと、
こんな夜遅くに家に上がることを気にしていた私にとってはかなり好都合な情報が伝えられた。


が、それも束の間。
親がいない環境ということは、今夜は2人きり。ということになる。

下がった頬の温度はまた著しく上がり始めた。




「ご、ごめんね何も無い家だけど…今お茶入れるねっ適当に座ってて!」

「い、いえ…おきになさらず…」

そう言って、花陽も顔を赤くしたままお茶を入れに部屋を出て行ってしまった。


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