過去ログ - 真姫「世界の中心で」凛「にゃーと叫ぶ!」
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17:名無しNIPPER[saga]
2014/12/28(日) 23:50:10.80 ID:QQySadaO0

「……曲の方はどう?」

「・っ、えぇっと……そ、そうね。イメージは何とか掴めそうなんだ、けど……」

「そっか、何か手伝えることがあったら遠慮なく言ってね!」

隣に座る花陽。ストレートな質問に真っ直ぐな笑顔。
何よ!サボってた私が悪いわよ!文句ある!?

「……そ、それにしても、去年に比べたら減ったほうだけど、やっぱり20人は多いわね」

少し強引に話題転換をして後輩たちの方に目を向ける。友達と談笑する子、ステップの確認をする子、ハードな練習に息を切らして疼くまる子と、それを心配する子。大丈夫かしら……

「……あれ、行ってあげなくていいの?」

「さっき行ってきたよ。どうしても具合悪いようなら、遠慮せずに休んでって言ってたんだけど、「少し休んだら大丈夫です」って本人が言うから、少し様子を見ようかなって」

「……そう」

板に付いてきたと言えば、花陽もそうだ。後輩が出来てから、最初こそ戸惑っていたが、アイドル研究部の部長として、時に暴走する凛を止めたり、先ほどの様に具合の悪い子の心配をしたり、全体を見れる余裕が生まれている。

最初、大きな声も出せず、緊張しぃだった彼女がここまで成長するとは、感慨深い。
……まぁ、成長したのは内面だけの話では無いが……

「………」ジーーッ

「……あ、あの、真姫ちゃん?」

「な、なによ!私だって小さいわけじゃないんだから!」

「えぇ!?何の話?!」


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