過去ログ - キョン「ペルソナ!」 アイギス「FESであります!」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/01(木) 21:11:08.58 ID:t8V4LTxho
「く……は……」
ペルソナが受けたのと同様の傷を、全身に刻み込まれ、ハルヒはついに、膝をついた。その手の中のペルソナカードが地に落ち、霧散する。
『す……涼宮さん、体力が、もう……』
朝比奈さんの声が届くよりも早く、俺たちの攻撃の手は止まっていた。これ以上、攻撃を加える必要はないと、誰もが察したのだ。
「こんなの……私は……ゆるさない……」
「……ハルヒ」
俺が声をかけると、ハルヒは、俯いた顔を上げた。
その視線が、俺へと突き刺さる―――いつもの、ハルヒの目。どこまでも真剣で、自分の信じた事を貫く、涼宮ハルヒの目だ。
「どうして……わからないの……もう、この世界に、未来なんて……ない……」
絶え絶えに言葉を紡ぐハルヒ。その手が、ポケットに伸びるのを見て、何人かが身構える―――
「……なあっ、もういいだろ!」
と―――叫んだのは、伊織だった。
「何だよ、これ……何でこんなことになってんだよ! いいじゃねえか、もう……十分だろ……」
後に行くに連れて、細くなってゆく伊織の声。
「こんな、ボロボロになるまで、世界の皆のこと、考えて……だったんだろ……古泉も、長門ってやつも、朝比奈さんだって、もう、アンタに罪を償ってほしいなんて、考えてねえよ!」
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