129: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/17(土) 01:41:27.14 ID:1nOHTwy40
今回はここまでです。たぶん、次の投下で過去編が終わると思います
130:名無しNIPPER[sage]
2015/01/17(土) 01:42:09.22 ID:QALrhmRKo
乙です!
131:名無しNIPPER[sage]
2015/01/19(月) 04:41:42.23 ID:dY973jEHo
あんこちゃん…
132:名無しNIPPER[sage]
2015/01/20(火) 23:36:45.28 ID:CPNlDHc/o
待ってる
133: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:07:43.96 ID:FXhoow7v0
教会
マミ「うっ...」
マミ(ひどい...こんなにも荒らされて...)
134: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:09:15.27 ID:FXhoow7v0
マミ「っ...!?」
結界の中に入った私を迎えたのは、立ち込める霧と、充満する異臭だった。
135: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:11:03.72 ID:FXhoow7v0
幾多にも積み重なる人間の胴体。
枯木に突き刺さった腐りきった頭部や手足。
床や壁に染み付いた、既に乾ききっている大量の血痕。至るところ・物にぶちまけられた内臓の一部。
136: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:11:45.77 ID:FXhoow7v0
マミ(いったいなんの目的でこんな...)
気持ちを落ち着かせ、回廊を進んでいく。
武士のような使い魔が端に並んでいるが、私を攻撃するどころか、行く手を阻む素振りすら全くみせない。
137: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:13:09.89 ID:FXhoow7v0
主は、長槍を片手に華やかな赤い衣装を身に付けた細身の人型で、頭部は蝋燭に灯された火になっており、白馬にまたがってこちらを見つめていた。
マミ「あなたが彼らを...?」
魔女「......」
138: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:15:02.92 ID:FXhoow7v0
魔女の脇を通り抜け、私は彼女たちのもとへと駆け寄る。
不思議なことに、魔女は無防備な私に槍を突き立てはしなかった。
けれど、今の私にはそんなことを気にしている余裕はなかった。
139: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:19:56.19 ID:FXhoow7v0
マミ「...許さない!」
もう、理由だなんてどうでもいい。
怒りの赴くままに、元凶となった魔女へと向き合う。
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