過去ログ - マミ「最後に残った道しるべ」
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138: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:15:02.92 ID:FXhoow7v0
魔女の脇を通り抜け、私は彼女たちのもとへと駆け寄る。

不思議なことに、魔女は無防備な私に槍を突き立てはしなかった。

けれど、今の私にはそんなことを気にしている余裕はなかった。
以下略



139: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:19:56.19 ID:FXhoow7v0
マミ「...許さない!」

もう、理由だなんてどうでもいい。

怒りの赴くままに、元凶となった魔女へと向き合う。
以下略



140: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:21:49.32 ID:FXhoow7v0
訪れる沈黙。

やがて、耐え切れなくなったのか、正面の魔女が動き出す。と、同時に左右の魔女も跳びかかってくる。

だが、引き金はまだ引かない。
以下略



141: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:22:37.88 ID:FXhoow7v0
3体の魔女が、同時に槍を構えて突撃してくる。

どれが本体かなんて考えている余裕はない。

急いでマスケット銃を精製し、銃を構える。
以下略



142: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:23:19.63 ID:FXhoow7v0
マミ「え...?」

魔女の幻影が全て消える。

残ったのは、動きを止めた一体の魔女だけ。
以下略



143: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:24:20.14 ID:FXhoow7v0

マミ「...ねえ」

魔女が答えを返す筈もない。

以下略



144: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:25:28.26 ID:FXhoow7v0
魔女「......」

魔女の身体が、霧のように大気に溶けていく。

マミ「待って...!」
以下略



145: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:27:16.18 ID:FXhoow7v0
***********************

もういやだ。

パパもママも佐倉さんもモモちゃんたちも、どうしていなくなってしまったの?
以下略



146: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:28:09.14 ID:FXhoow7v0





以下略



147: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:30:28.53 ID:FXhoow7v0
佐倉...さん?あれ、小さい私は...?

『...マミさん。あたしさ、あんたに迷惑ばっかかけてきたよね。何もかも背負わせて、なに勝手におっ死んでるんだと思ってるかもしれない』

そんなことないわ!結局、私はあなたが苦しんでいる時に何も力になれなかった!あなたは悪くない。悪いのは私よ。
以下略



148: ◆do4ng07cO.[saga]
2015/01/21(水) 01:31:09.22 ID:FXhoow7v0

目が覚める。

手を見ると、そこには握り絞められた私のソウルジェムとグリーフシード。

以下略



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