過去ログ - 真姫「魔法少女……」さやか「ラブライブ……」
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79: ◆6Bdy8vnprAPe[sage]
2015/02/03(火) 23:37:04.73 ID:RFsc5l2O0
上条君のことを、美樹さんに伝えるべきなのか。


もし伝えたとして、私は何を彼女に言うべきなのか。


魔法少女になるのは止めなさいとでも言うのか。


私が引き込んだ道で、私自身が真っ先に裏切るのか。


希望を教え、奇跡を教え、それでいて、その選択を否定するのか。


それこそ、私のエゴではないのか。


マミ(私は……)


どれだけ歩いたのだろうか。


既に周囲は暗くなっている。


溜め息を一つ零して、私は自宅へと足先を向けた。


結局、考えは何一つとして纏まりはしなかった。


思考はグルグルと堂々巡りを続け、時間がいたずらに過ぎただけだ。


それから数分かけて自宅へと辿り着き、エレベータに揺られて上階へ行く。



???「遅いわよ。マミちゃん」


???「もう……どれだけ待ったと思ってるのよ?」



そして、エレベーターから降りたその時だった。


私の部屋の前。


そこに一人の少女が立っていた。


マミ「にこ、さん……?」



矢澤にこさん。


ずっと前に別れた筈の少女が、そこに立っていた。






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