過去ログ - 真姫「魔法少女……」さやか「ラブライブ……」
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80: ◆6Bdy8vnprAPe[sage]
2015/02/03(火) 23:37:54.29 ID:RFsc5l2O0




マミ「にこ、さん……?」



現れたマミちゃんの顔を見て私は思った。


やっぱり、と。


憔悴した表情。顔は暗く歪んでいる。



にこ「全く分かり易すぎるのよ、あんたはもう……」


にこ「何かあったんでしょう? 話してみなさいよ」



あの時。


皆が帰ろうとした寸前で上条君の手を治療しようとしたマミちゃん。


魔法による治療は失敗に終わった。


そして、その時からマミちゃんの表情が変わった。


微笑んでいても、それは無理に創ったものにしか見えなくて。


だから、私は彼女の帰りを待っていた。


彼女から話を聞きたくて、


彼女の力になりたくて、


待ち続けていた。



マミ「どうして……」


にこ「なに言ってるのよ。当たり前でしょう」


にこ「マミちゃんが悩んでいるのなら力になる。マミちゃんが苦しんでいるのなら力になる」


にこ「にこは―――マミちゃんの親友なんだから」



親友。


そう、私達はそうだ。


一度は互いに拒絶し、離れかけた絆。


でも、それは皆に助けられて再び結ばれて。


私達は、ここにいる。



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