過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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68:名無しNIPPER[saga]
2015/01/07(水) 19:12:11.02 ID:CL7Y8+DEo

「そいつは頼もしいな。朝比奈さんはどうかわからんが、少なくとも朝倉は」

「朝比奈さんはとても優秀なペルソナ使いですよ? 彼女の協力を仰げれば、僕らの戦況はだいぶよくなるでしょう」

真面目なのか洒落なのかわからない笑顔で、古泉が言う。ところで、俺はどれくらい寝ていたんだ?

「二時間ほど、ですね。現実世界なら、そろそろ放課後です」

今となっては退屈な授業が恋しいね。肩をすくめながら、古泉合いの手を返す。

「里中、天城ー! キョンが目ぇ覚ましたぞー!」

「あ、オッケー。……とにかく、今度から逃げるのとかナシだからね!」

「うんうん」

先程まで戦火の中にあったとは思えない、平穏な空気を身にまといながら、二人の少女が、呼ばれるがままにこちらへ歩いてくる。

「では、作戦会議と行きますか」

「ああ―――」

古泉に誘われるがままに、焼け野原と化した、アーケード街の中央へと歩みを進める……
その、途中で。

「どうかなさいましたか?」

古泉が、急に静止した、俺に声をかける。
……俺の視線の先に、まるで、もともとそこにあったかのように、整然と立っている、奇妙な、片開きのドアがあった。


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