過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
1- 20
152:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:06:07.40 ID:YFKlq4sxo
そうかいそうかい。
だとしたら……俺のことを聡明な人間だと思っている、お前も、そう思われている俺も。
どっちも、とんでもない大馬鹿者ってことになるな。

「悪いが……俺の役職は、とっくの昔に決まってる。そして転職する気もない……俺はな―――」
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:08:03.23 ID:YFKlq4sxo


 ―――戻りたい!


以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:10:54.45 ID:YFKlq4sxo


 ―――俺が。

 ―――俺たちが、必要なんだ。
以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:12:07.25 ID:YFKlq4sxo
―――恐怖はあった。しかし、それ以上に、俺の心中には、闘志があった。俺の中のペルソナが疼き、頭の中に、声が響き渡る。


『あなたを信じていますよ、僕は』
古泉。法王―――ケルベロス。
以下略



156:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:14:07.94 ID:YFKlq4sxo
俺の体から現れたペルソナは―――あまりにも、巨大だった。そして、いつか、閉鎖空間の中で見た光の巨人と、とても良く似ていた。
それは、ハルヒの力の結晶。

涼宮ハルヒの力が―――今、俺の中にある。

以下略



157:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:16:42.75 ID:YFKlq4sxo
俺が意識すると、巨人はそれに呼応し、さらに拳突き進めた。そして、亀裂は見る見るうちに、ルシファーの腕を伝い、肉体へと及んでゆく。やがて、大魔王の体は……ボロボロと砕け始めた。


『忌わしくも、輝けるものよ……』

以下略



158:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:18:05.03 ID:YFKlq4sxo


「ルシファーは、ずっと昔から、私……『涼宮ハルヒ』のことを見ていたの」


以下略



159:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:21:10.52 ID:YFKlq4sxo

「そんなの……」

「バカみたいでしょ? 私は、答えたのに……影時間のなかで、あんたに、どうしたいかって訊かれて……『戻りたい』って、答えたのに。すぐにまた、自分が……みんなの気持ちが、みえなくなっちゃった」

以下略



160:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:22:36.36 ID:YFKlq4sxo

「ううん。私は、『涼宮ハルヒ』の中に還るの。私は、『影』……『涼宮ハルヒ』のペルソナ能力が創り出した、別人格だから」

目を合わせずに、ハルヒが言う。

以下略



161:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:24:02.19 ID:YFKlq4sxo



………

以下略



162:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:24:53.29 ID:YFKlq4sxo

「私は今度、お忍びで遊びに来るから」

そして、久慈川。
以上の三名は、俺たちと同い年。
以下略



163:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:26:10.98 ID:YFKlq4sxo

「涼宮さんのそばに、あなたがいる。……たったそれだけのことで、世界の均整は保たれるのかもしれません」

と、白鐘。なんだ。お前ら、フィーリングが似てるな。

以下略



164:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:28:06.40 ID:YFKlq4sxo

「あなた、ホントに鈍感ね」

と、背後で、朝倉の声。

以下略



165:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:30:35.12 ID:YFKlq4sxo

「いまいち、腑に落ちないんです。あなたは、長門の監視のために、この地球に留まっているんですよね? それなのに、何故、長門の傍を離れてまで、俺たちの戦いに介入してきたのか……それが、わからないんです」

俺がそう言うと、一瞬、喜緑さんは、キョトン。としたような顔を浮かべた後、菩薩のような微笑を浮かべ、

以下略



166:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:32:02.44 ID:YFKlq4sxo

「やっほー! みんな、揃ってるわね」

既にその場に揃っていた、俺たち五人の顔を見回し、はつらつと声を上げるハルヒ。
俺の記憶違いだろうか。たしかこの集いには、最も遅く現れた者が、飲食代を持つという制度が定められていたような気がするんだが……
以下略



167:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:34:05.13 ID:YFKlq4sxo


「……―――ありがと、ね」


以下略



168:名無しNIPPER[saga]
2015/01/08(木) 20:36:08.82 ID:YFKlq4sxo
よいしょー
と、いうわけで、ハルヒとペルソナの物語はここでおしまいクマ。
読んでくれた人に愛を込めて花束をー
誤字脱字いっぱいいっぱいだけど、許して欲しいクマ。

以下略



169:名無しNIPPER[sage]
2015/01/08(木) 20:38:31.42 ID:imJXf9MYo
おつおつ
きれいに終わっていい感じ
前スレも含めて面白かったし楽しめた


170:名無しNIPPER[sage]
2015/01/08(木) 22:14:43.62 ID:H30gDZPFO
乙です〜
番長登場は驚いたわ
けど、ここまで書いてくれて本当にありがとう!


171:名無しNIPPER[sage]
2015/01/08(木) 23:28:36.70 ID:7vY45ZL2o
おつりん

番長のゴールデンっぷりが輝いてた
ちょっとしか出て来てないのにwwww


172:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 12:44:06.12 ID:VA7qjpoxo
ほんとにおつおつ
リメイク前から含めて四作全部リアルタイムで読んでたよ
前よりキャラが立っててイイ感じ。面白かったし愛を感じた


172Res/256.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice