過去ログ - キョン「ペルソナァッ!」 クマ「ザ・ゴールデンクマ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2015/01/07(水) 19:26:29.27 ID:CL7Y8+DEo
『古泉くんも、同じことを言っていました……それで、学校へ行くって』
朝比奈さんが口を挟む。
この街で、ハルヒがいそうな場所と言って、まず最初に浮かぶのは、やはり学校だろう。
「どうする? 私たちは別をあたってみる?」
と、笑う朝倉。
冗談はよしてくれ。俺は一刻も早く古泉たちと合流したい。
「私も、みんなと合流したほうがいいと思う……今のままじゃ、戦力的に限界だし」
ここまで、黙って俺たちの話を聞いていた久慈川が、低いトーンで言う。
耳が痛い言葉だが、同意する。いつ、またさっきのような悪魔が現れるかわからないんだからな。
「じゃ、決まりね。ここから学校までは……一時間もあれば歩けるかしら」
朝倉の言葉に、俺は花村から渡された、予備の腕時計を見る。
時刻は午後六時。なんだかんだで、そろそろ二日目の終盤に差し掛かってきたのか。
『それじゃ、古泉くんたちに、そう伝えます。でもそうすると、またしばらく、キョンくんたちと通信できるかどうかわからないんですが……』
「大丈夫、私、ナビは得意だから」
久慈川が言う。今度は、いくらか声のトーンが高い。
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