過去ログ - 女勇者「私の死を望む世界」
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1: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/08(木) 19:00:38.63 ID:crzuGK9B0
・全体的に雰囲気暗いです。
・地の文多め。

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2: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/08(木) 19:00:54.12 ID:crzuGK9B0
私は誰からも必要とされない、ただ無能で無力な存在だった。
だから魔王が人間を滅ぼそうとしていると聞いても、あまり怖くはなかった。

私を邪険にする人達を道連れにできるなら、滅ぼされてもいい――そんな風にすら思った。

以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/08(木) 19:01:20.03 ID:crzuGK9B0
勇者「くぅ…」

切りつけられた背中が痛む。
私の走ってきた後に背中の血が落ち、それは私の居場所を追っ手に知らせていた。

以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/01/08(木) 19:01:52.99 ID:crzuGK9B0
兵士「抵抗しなければ楽に逝かせてやる」

勇者「そうした方が、貴方の気持ちも楽なんでしょう?」

皮肉を込めて言うと、兵士の顔が歪む。
以下略



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