過去ログ - 【艦これ】日向「結局長月が代表のままか。ま、楽でいいが」
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993: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2015/08/02(日) 18:54:09.36 ID:W9YqO7KXo

長月「米国は少なくともこうした事実を漠然と認識しており、当然のことながら、警戒態勢や防衛システムの大規模な計画に乗り出している。こうした計画は、今後さらに加速され、拡大されると思われる」

長月「しかしながら、兵器や防衛システムに対する莫大な出費が、いかなる国家においても都市や国民の絶対的安全を保証できると考えてはならない。核爆弾の恐ろしい算術は、そうした簡単な解答を許してくれない」

長月「最大限の能力を持つ防衛に対してでさえ、奇襲攻撃に効果を上げる最小限の核爆弾を所有する侵略者であれば、恐らく、限定された攻撃対象に対し十分な数の爆弾を投下し決定的な損害をもたらすことができる」

長月「万一そうした核攻撃が米国に対して行われた場合、彼らは迅速かつ断固として対応する」

長月「しかしながら、米国の防衛能力は侵略者に対し多大な損害を加え得るものであるあるいは、米国の報復能力は侵略者の国土が荒廃するほど大きなものである、と私が言ったとしても、それはすべて、事実ではあるものの、彼らの目的と希望を真に表現してはいない」

長月「そこでためらってしまうと……核の巨人が、震える世界を舞台に悪意をこめて永久ににらみ合う運命に陥ったという考えの絶望的な終末を認めることになる」

長月「そこで足を止めてしまうと、文明の破壊―世代から世代へと受け継がれてきた他に代えがたい人類の遺産の消滅―の可能性と、人類が野蛮な状態から秩序を得て、公正、そして正義へと上に向かう古来の苦闘の道筋を再び最初から繰り返せという宣告を、なすすべもなく受け入れることになる」

長月「そうした絶望的な状態の中では、どんなに分別ある人間でも、勝利を見出すことができるはずがない。人類の荒廃や破壊と自らの名が、歴史の中で結び付けられることを望む者があるだろうか」

長月「歴史の何ページかには、確かに『偉大な破壊者』の顔が時おり記録されてはいる。ただし、歴史書全体を見れば、そこには人類の果てしない平和の希求と、人類が因果律から与えられた創造の能力が示されている」


長月「共栄圏が存在を示したいのは、個々の歴史のページではなく、歴史という 一冊の本全体においてである」


長月「わが国は、破壊的ではなく、建設的でありたいと望んでいる。国家間の戦争ではなく、合意を欲している。他のすべての国の人々が自分たちの生活様式を選ぶことのできる権利を等しく享受しているとの確信を持って、共栄圏は自らも自由であることを欲している」

長月「従って、我が国の目標は、我々が恐怖の暗闇から光に向かって進むことを助け、いかなる場所においても全ての心、全ての希望、そして全ての魂が平和や幸福や健康を手にすべく前進できる道を見つけ出すことである」

長月「そうした追求においては、忍耐を欠いてはならないということを、私は理解している。現在われわれが経験しているような分断された世界においては、ただ一つの劇的な行為によって救済がもたらされるわけではないことを、私は理解している」

長月「いつの日か、世界が自らを見つめ、この世界の他の国々で、相互に平和を確信できる新しい環境が芽生えていることを実感できるまで、長い期間をかけて、多くの段階を踏んでいかなければならないことを、私は理解している」

長月「しかし、何にも増して、私が理解しているのは、我々がこうした行動を起こすのが、まさに今だ、ということである」

長月「共栄圏とその同盟国であるソ連、米国は、過去数カ月にわたり、こうした行動に踏み出していくための努力を行っている。我々が、話し合いの場を回避している、などとは誰にも言わせない」

長月「我々が発表したハワイ宣言からもすでに明らかなように、我々は全ての国に対し門戸を開き、対話のための会合を開くことを是としている」

長月「共栄圏首脳部はこの会合に対して、期待を込め、真摯に取り組んでいる。我々は、この会合で目に見える成果を得ることによって、平和への一歩を踏み出すという、ただ一つの目標に向かってあらゆる努力を傾ける所存である」

長月「これこそが国際緊張の緩和に向けた唯一の確実な道なのである。我々はこれまでもそうだったが、今後も、他国が正当に所有するものを放棄するよう他国に求めることはない」


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