過去ログ - 岡崎泰葉「どんな過去であっても」
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14:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:00:55.77 ID:y6sOBbmQo

 勿論、何か台詞があったりする訳でもなければ、物語に絡む訳でもない。

 文字通りのエキストラ。先程の女の子と一緒で、あくまでも背景として存在するだけ。

以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:01:42.16 ID:y6sOBbmQo

「もしかして――」

 話を聞き終えた泰葉は、ふと何かを思いついたような顔をする。

以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:02:51.60 ID:y6sOBbmQo

 この仕事を選んだのは、たまたま今の事務所の社長に声を掛けられたから。

 本格的に就活シーズンが始まる少し前の時期。

以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:10:15.73 ID:y6sOBbmQo

「そうですか……。もしそうだったら、ちょっと良い話だな、って思ったんですけど」

 泰葉の表情は少し残念そうだった。

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:11:39.80 ID:y6sOBbmQo

 仕事を終えて、自宅に帰る。

 シャワーを浴びて、一人で晩御飯を食べて。

以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:18:27.39 ID:y6sOBbmQo

 懐かしいな、と思いながら捲っていく。

 最初は件の写真を真っ先に探そうと思ったのが、やはりアルバムと言うものにはそういう魔力があるらしく。

以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:21:05.48 ID:y6sOBbmQo

「これ、は……」

 おかっぱ頭の、小学校にもまだ入っていないだろう年頃の幼い女の子。

以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:23:40.12 ID:y6sOBbmQo

 壁掛け時計を見る。

 アルバムを見始めてからそれなりに時間が経っていたけれど、まだ遅い時間と言う訳ではない。

以下略



22:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:24:38.06 ID:y6sOBbmQo

 ***


 驚きに言葉を失う、とは今の私のような状態を指すのだろうか。
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:25:28.37 ID:y6sOBbmQo

 そして、視界に飛び込んできたのは……何かの集合写真。

 何気なく写った人達を眺めていって、私はある一点で視線が止まる。

以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/01/09(金) 22:26:34.35 ID:y6sOBbmQo

 ――何時からだろうか。

 カメラというものが仕事の象徴みたいに思えるようになったのは。

以下略



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